産生信号誘発ポリマーの合成方法、産生信号誘発モノマー前駆体及び産生信号誘発ポリマー前駆体

開放特許情報番号
L2018000876
開放特許情報登録日
2018/4/27
最新更新日
2019/3/27

基本情報

出願番号 特願2014-227661
出願日 2014/11/10
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2016-089104
公開日 2016/5/23
登録番号 特許第6465464号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 産生信号誘発ポリマーの合成方法、産生信号誘発モノマー前駆体及び産生信号誘発ポリマー前駆体
技術分野 有機材料、食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 産生信号誘発ポリマーの合成方法、産生信号誘発モノマー前駆体及び産生信号誘発ポリマー前駆体
目的 ポリアルキルメタクリレートからなる主鎖と、ホスホリルセリン基を含む側鎖と、を有する産生信号誘発ポリマー、例えば、PMPSを、環状のリン酸ハロゲン化物を用いることなく、かつ、嫌気性・嫌水性雰囲気で取り扱うことなく、容易に合成可能な産生信号誘発ポリマーの合成方法、産生信号誘発モノマー前駆体及び産生信号誘発ポリマー前駆体を提供する。
効果 本発明の産生信号誘発ポリマーの合成方法は、環状のリン酸ハロゲン化物を用いることなく、かつ、嫌気性・嫌水性雰囲気で取り扱うことなく、産生信号誘発ポリマーを容易に合成できる。
本発明の産生信号誘発モノマー前駆体は、ホスホリルセリン基のリン酸、アミノ基、カルボキシル基を反応させることなく、重合により、産生信号誘発ポリマー前駆体を容易に合成できる。
本発明の産生信号誘発ポリマー前駆体は、ホスホリルセリン基のリンを三価から五価に酸化し、3つの保護基を脱保護して、産生信号誘発ポリマーを容易に合成できる。
技術概要
活性化剤により、3つの保護基が取り付けられたホスホリルセリン化合物と、メタクリレート誘導体を反応させて、3つの保護基が取り付けられたホスホリルセリン基がメタクリレート誘導体に結合されてなる産生信号誘発モノマー前駆体を合成する工程と、
開始剤により、前記産生信号誘発モノマー前駆体を重合して、ポリアルキルメタクリレートからなる主鎖と、3つの保護基が取り付けられたホスホリルセリン基を含む側鎖と、を有する産生信号誘発ポリマー前駆体を合成する工程と、
酸化剤により、前記産生信号誘発ポリマー前駆体のホスホリルセリン基のリンを三価から五価に酸化するとともに、脱保護剤により、前記産生信号誘発ポリマー前駆体のホスホリルセリン基の3つの保護基を取り除いて、ポリアルキルメタクリレートからなる主鎖と、ホスホリルセリン基を含む側鎖と、を有する産生信号誘発ポリマーを合成する工程と、を有することを特徴とする産生信号誘発ポリマーの合成方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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