血液由来単球の増殖誘導方法
- 開放特許情報番号
- L2018000836
- 開放特許情報登録日
- 2018/4/26
- 最新更新日
- 2021/7/28
基本情報
出願番号 | 特願2016-012951 |
---|---|
出願日 | 2016/1/27 |
出願人 | 国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2017/8/3 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人 熊本大学 |
発明の名称 | 血液由来単球の増殖誘導方法 |
技術分野 | 食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 血液、特には末梢血由来の単球の増殖誘導 |
目的 | 効率の良い、改善された末梢血由来の単球の増殖誘導方法、特に、例えば、ドナー依存性が改善された末梢血由来の単球の増殖誘導方法の提供。 |
効果 | 細胞ドナーの身体的負荷を伴うことなく、増殖能を有する単球を大量に、かつ、安定して供給することが可能になる。
例えば、ワクチン治療などに必要な十分な数の単球及び/又は樹状細胞を、少量の末梢血から作製できる。 任意の抗原性ペプチドを負荷すれば抗原提示樹状細胞を作製できる。 さらには、本発明の一部の態様の方法によれば、T細胞エピトープに関する情報がなくても抗原提示樹状細胞を作製することが可能となる。 HLAタイプに関係なくすべての患者に対して、本発明を用いた抗がん治療が有用となる。 |
技術概要![]() |
ヒト末梢血由来の単球の増殖誘導方法であって、単球に、少なくとも以下の3つの遺伝子:cMYC、BMI1、及び、BCL2又はLYL1遺伝子を導入して発現させ、増殖能を有する単球を作製することを含む方法。前記末梢血由来の単球が凍結保存されていない新鮮な単球であることが好ましく、がん患者由来の単球であることがより好ましい、単球の増殖誘導方法。単球の増殖誘導方法により増殖能を有する単球を作製する工程と、前記増殖能を有する単球を培養することにより樹状細胞へと分化誘導する工程と、作製した樹状細胞を任意の抗原で負荷(load)して抗原提示樹状細胞を作製する工程又は、任意の抗原の遺伝子を導入して抗原提示樹状細胞を作製する工程と、を含む、樹状細胞作製方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | 国立大学法人熊本大学 |
---|---|
その他の情報
関連特許 |
|
---|