重酸素水の全有機体炭素の測定方法
- 開放特許情報番号
- L2018000764
- 開放特許情報登録日
- 2018/4/18
- 最新更新日
- 2018/4/18
基本情報
出願番号 | 特願2013-067333 |
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出願日 | 2013/3/27 |
出願人 | 大陽日酸株式会社 |
公開番号 | |
公開日 | 2014/10/6 |
登録番号 | |
特許権者 | 大陽日酸株式会社 |
発明の名称 | 重酸素水の全有機体炭素の測定方法 |
技術分野 | 化学・薬品 |
機能 | 検査・検出 |
適用製品 | 重酸素水 |
目的 | 重酸素水中の全有機体炭素(TOC)の測定において、重酸素水の燃焼により生成された17Oや18Oを含む二酸化炭素の赤外吸収波長は、16Oから成る二酸化炭素の赤外吸収波長からシフトしている。そのため、17Oや18Oの存在比が高いと、測定強度にきちんと反映されず、正確な測定が行えないという課題があった。
そこで、重酸素水中のTOC濃度を通常水と同等の正確さで分析できる重酸素水のTOCの測定方法を提供する。 |
効果 | TOCが未知である重酸素水(試料水)を希釈してTOC濃度を測定し、得られた測定値に補正係数を乗じることで、試料水中のTOC濃度を定量できる。
これにより、測定装置を変更せずに、重酸素水中のTOC濃度を通常水と同等の正確さで分析できる。 |
技術概要![]() |
第1ステップ((1)通常水に既知量のTOCを含む溶液を複数調製、(2)燃焼酸化非分散型赤外線吸収法により溶液中のTOCを測定、(3)検量線を作成)と、
第2ステップ((1)重酸素水を通常水で希釈、(2)既知量のTOCを含む溶液を複数調製、(3)燃焼酸化非分散型赤外線吸収法によりTOCを測定)と、 第3ステップ(検量線を用いて、第2ステップで調製した各溶液のTOC濃度を計算)と、 第4ステップ(第1ステップで得られた検量線から求められる各溶液のTOC濃度と、第3ステップで得られた各溶液のTOC濃度とから、補正係数を算出)と、 第5ステップ((1)TOCが未知である重酸素水を通常水で希釈、(2)この希釈した溶液のTOCを燃焼酸化非分散型赤外線吸収法により測定、(3)検量線を用いて補正前のTOC濃度を計算)と、 第6ステップ(補正前のTOC濃度に、第2ステップで用いた希釈倍率を乗じ、さらに補正係数を乗じて補正後のTOC濃度を計算)を含み、 第2ステップ及び第5ステップで用いる希釈倍率が、2〜10倍の範囲である。 |
イメージ図 | |
実施実績 | 【有】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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