情報提供システム及び情報提供方法
- 開放特許情報番号
- L2018000696
- 開放特許情報登録日
- 2018/4/11
- 最新更新日
- 2024/6/24
基本情報
出願番号 | 特願2017-114935 | ||||||
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出願日 | 2017/6/12 | ||||||
出願人 | 株式会社松本商店 | ||||||
公開番号 | |||||||
公開日 | 2017/9/7 | ||||||
登録番号 | |||||||
特許権者 | 株式会社松本商店 | ||||||
発明の名称 | 情報提供システム及び情報提供方法 | ||||||
技術分野 | 情報・通信、生活・文化、電気・電子 | ||||||
機能 | 制御・ソフトウェア、その他 | ||||||
適用製品 | 拡張現実を技術根底として使う電子機器又はソフトウェア | ||||||
目的 | ユーザーが任意のカテゴリーを選択でき、そのカテゴリーに合わせて対象物情報を重畳表示する点が新規です。従来はカテゴリーを限定せずに一般的な情報を表示するのが一般的でした。
ユーザー端末から、位置情報、撮影方向、仰角/俯角、選択カテゴリーをサーバに送信し、サーバ側で対応する対象物情報を抽出する手順が新規です。 地図情報と対象物カテゴリー情報を関連付けてデータベース化し、柔軟に対象物情報を取得できる点が新規です。 |
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効果 | 1. 観光分野での活用
- その場所から見える景観の中で、選択カテゴリーに合った観光情報がARで重畳表示される - 見たいスポットに焦点を当てた最適な情報提供が可能 2. 商業施設でのナビゲーション - 買い物客が興味のあるカテゴリー(衣料、食品、家電等)を選択 - 店内の通路から見える視界に、選択カテゴリーの売り場やお店の位置がARで案内される - 目的の売り場へのナビゲーションが容易になる 3. 産業分野での利用 4. 教育・研修の場でのAR解説 |
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技術概要![]() |
技術的な観点からこの特許を概説すると、以下のような構成となっています。
2. ユーザー端末の構成 3. ユーザー端末の主な機能 - 現在位置、撮影方向、仰角/俯角を検出 - 利用者が選択したカテゴリー情報を取得 - 位置情報、撮影情報、カテゴリー情報をサーバへ送信 - サーバから対象物情報を受信 - 撮影した実画像上に対象物情報をAR重畳表示 4. ARサーバの構成 - 記憶部(地図情報、対象物情報を記憶) - 制御部(情報処理を制御) 5. ARサーバの主な機能 - ユーザー端末からの情報を受信 - 位置情報から地図情報を取得 - カテゴリー情報から対象物情報を抽出 - 抽出した対象物情報をユーザー端末へ送信 6. 技術的なポイント - 位置情報に加え、撮影方向や角度も考慮してAR情報を絞り込む - カテゴリー選択により、ユーザーの嗜好に合わせて情報を切り替えられる - サーバ側のデータベースと連携してリアルタイムの最新情報を提供可能 - ARによる実画像への情報重畳で、現実空間の状況に合わせた情報提供が可能 このように、ユーザー端末とARサーバが連携し、位置や視線方向、カテゴリー選択に応じて最適な情報をAR表示するための技術が用いられる。 |
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イメージ図 | |||||||
実施実績 | 【無】 | ||||||
許諾実績 | 【無】 ライセンス型より、一括譲渡交渉を希望している | ||||||
特許権譲渡 | 【可】
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特許権実施許諾 | 【可】
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アピール情報
導入メリット | 【改善】
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アピール内容 | 諸々の事は、その分野に特化したベンダー側が、更なる情報の在り方、提供の仕方などを考案、自らのユーザーに提供する手法が考えられる。
また、総合検索サイト、検索地図を持つような巨大ベンダーにとっては、情報の集積、情報の提供、巨大な情報の提供売買市場が形成されると予測する。そして、最も大きな効果は、カテゴリーの絞り込みによって透過技術も併用可能になり、次世代広告モデルとなりうる可能性がある。 この特許を活用することで以下のようなビジネス展開が期待できると考えられます。 1. ARクラウドプラットフォームの構築 - ARサーバの機能を自社のクラウドプラットフォーム上に実装 - 位置情報、撮影情報、カテゴリー情報に基づきAR情報を生成/提供するサービスを構築 - 地図データ、施設データ、カテゴリーデータなどの各種データベースを構築・連携 - 企業や自治体向けに、カスタマイズ可能なAR情報プラットフォームを提供 2. スマートグラス/ARデバイスとの連携 - 自社のスマートグラス製品やARヘッドセットと連携 - ハンズフリーでの視野重畳型ARナビゲーションを実現 - 観光、買い物、点検作業等の場面で活用 3. ARアプリケーション/コンテンツの市場開拓 - ARアプリの開発者向けにAPI、SDK等を提供 - 観光、小売、製造業など幅広い業界向けのARコンテンツを組み込んだアプリの開発が可能に - アプリマーケットと連動したARコンテンツ流通プラットフォームの構築 4. 広告配信プラットフォームの構築 - 位置情報とカテゴリー情報に基づき、ユーザー視点の最適な広告をAR表示 - 実空間の景観やユーザーの関心に合わせた的確な広告配信が可能に - ARによる次世代の広告手法の確立と市場の創出 5. ARデータ解析サービスの提供 - ARを用いたユーザー視線/行動データの収集・解析 - 店舗レイアウトや施設配置等の最適化に活用 - ARコンテンツの改善や、まちづくり/観光政策の立案などに貢献 このように、ARクラウド基盤の構築からデバイス/アプリ連携、コンテンツ流通、広告配信、データ解析サービスまで、ARビジネスの多角的な事業展開が可能になると考えられる。 |
登録者情報
登録者名称 | 株式会社松本商店 |
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技術供与
図面の開示 | 【有】
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マニュアルの開示 | 【有】
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その他の開示 | 【有】
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事業化情報
事業化条件 |
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その他の情報
関連特許 |
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追加情報 | 確実なルートで、弊社当該特許権の売買交渉の意志があることを伝えてくれれば、弊社としては、弊社の方から交渉した。という形が取れるようにする努力はする。 k.k.matsumotoares@gmail.com までご連絡ください。 |