出願番号 |
特願2011-109312 |
出願日 |
2011/5/16 |
出願人 |
関西電力株式会社 |
公開番号 |
特開2012-031716 |
公開日 |
2012/2/16 |
登録番号 |
特許第5571615号 |
特許権者 |
関西電力株式会社 |
発明の名称 |
観察用移動装置 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信、土木・建築 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
ワイヤーロープ等の観察用移動装置 |
目的 |
ゲートの開閉動作を行うワイヤロープのような線条体を高精度に安定して点検することを目的とする。 |
効果 |
作業者(オペレータ)が自走式テレビカメラ等を三次元的に操作する必要がなく、熟練者でなくても、線条体を高精度にかつ安定して点検することができる。しかも、移動部材の尺取り虫的動作は制御手段による制御で行うことができ、この制御手段の操作部を移動部材とは遠隔部に配置することで移動部材から遠隔した位置において操作でき、オペレータの安全性の確保が可能となる。 |
技術概要 |
移動用装置は4体のチャック機構を有し、尺取方式で交互にワイヤロープを掴みつつ自動的に移動する。
移動用装置はワイヤーロープに沿って移動するが、ゲートの扉体を構成するスキンプレート上(表面上)を走行すると、走行中に傾動していわゆる転倒状態となる場合がある。そのため、本発明では、移動部材に所定角度以上の傾動を規制するガイド部材を設け、これによって、チャック機構によるチャックを安定して行えるようにして、移動部材の転倒を防止するようにしている。
またワイヤーロープには素線切れが生じることがあり、切れた素線がガイド部材に食い込む事がある。そこで、ガイド部材を、軸心廻りに回転する一対の回転体にて構成することで、素線切れが生じて切れた素線が回転体に接触しても、回転体の回転により切れた線が後方に押しやられ、ガイド部材に食い込むのを防止している。 |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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