出願番号 |
特願2015-038772 |
出願日 |
2015/2/27 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2016-160464 |
公開日 |
2016/9/5 |
発明の名称 |
高靱性耐候性鋼を用いた溶接継ぎ手の製造方法 |
技術分野 |
金属材料、機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
耐侯性鋼 |
目的 |
これまでに開示されたFe−Mn−Si−Al系耐候性鋼における、冷却速度が遅い場合の靱性の低下を防ぐとともにボンド部の靱性を向上させた溶接継ぎ手の提供。 |
効果 |
従来より広範囲の冷却速度に対して靱性の劣化を防ぎ、より高い靱性を有することができる。
本発明の高靭性耐候性鋼によれば、鉄鋼材料のリサイクル使用の際に分離困難な不純物成分となるトランプエレメントを含まないため、鉄鋼材料のリサイクル使用が容易にできる。 |
技術概要
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Alを0.1−3.5質量%、Siを0.1−3.5質量%、Mnを0.4−2.5質量%、Cを0.10−0.20質量%、含有し、残部がFe及び不可避成分からなるFe-Mn-Si-Al系の耐候性鋼であって、更にBを0.0002−0.0055質量%含有し、主組織がベイナイト組織で前記ベイナイト組織が多数の結晶方位を持つ微細なラスベイナイト組織で構成され、隣り合う前記ラスベイナイト組織同士の結晶方位が異方向を示し、かつ、ラスベイナイト組織同士が互いに不規則に入り組んだマルチバリアント組織であることを特徴とする高靭性耐侯性鋼。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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