プレーナーパッチクランプ装置及びプレーナーパッチクランプシステム

開放特許情報番号
L2018000396
開放特許情報登録日
2018/2/22
最新更新日
2024/3/26

基本情報

出願番号 特願2015-534348
出願日 2014/8/29
出願人 国立研究開発法人科学技術振興機構
公開番号 WO2015/030201
公開日 2015/3/5
登録番号 特許第6377063号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 プレーナーパッチクランプ装置及びプレーナーパッチクランプシステム
技術分野 食品・バイオ
機能 機械・部品の製造
適用製品 プレーナーパッチクランプ装置
目的 斯かる送排液流路を介して導電性液体が漏液し易いと共に、非測定時にも斯かる送排液用流路を介して下部電極に電流が漏電し易く、電極が劣化し易いという課題があった。斯かる構成のパッチクランプ装置では、装置全体が大型化して嵩張ってしまう上に、装置毎に電極を配置しなければならず、その保守や交換の作業が必要となるという課題があった。
効果 本発明のプレーナーパッチクランプ装置によれば、基板(2)下部の液溜部に連結された送排液流路における液体(電解液等)の流通及び電気的導通を、バルブによって共に制御することができるため、送排液流路を介した漏液や漏電を確実に防止することが可能となる。これにより、非測定時の漏電による電極の劣化を防ぐことができる。また、基板下部の液溜部の液体の交換もより容易となる。
技術概要
細胞配置領域を有する第一表面及びその反対面である第二表面を有すると共に、細胞配置領域内に細胞を通過させないが液体を通過させ得る貫通孔を有する電気絶縁性基板と、
電気絶縁性基板の第一表面側で貫通孔と連通可能に設けられ、第一導電性液体を保持するための第一液溜部と、
第一液溜部と第一導電性液体を介して電気的導通可能に配置される第一電極部と、
電気絶縁性基板の第二表面側で貫通孔と連通可能に設けられ、第二導電性液体を保持するための第二液溜部と、
第二液溜部と第二導電性液体を介して電気的導通可能に配置される第二電極部と、
第二液溜部に連結され、第二液溜部に第二導電性液体を送液する送液流路と、
第二液溜部に連結され、第二液溜部から第二導電性液体を排液する排液流路と、
送液流路及び/又は排液流路に設けられ、第二導電性液体の流通を許容又は停止し得ると共に、第二液溜部と第二電極部との電気的導通を許容又は停止し得るバルブと
を有する、プレーナーパッチクランプ装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 関連する技術資料は以下のURLにおいて掲載しています。
https://www.jst.go.jp/chizai/news/oshigijutsu08.html

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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