動物細胞の運動方向の制御基材、当該基材を用いた細胞の識別方法及び細胞の分離方法
- 開放特許情報番号
- L2018000258
- 開放特許情報登録日
- 2018/2/8
- 最新更新日
- 2022/8/25
基本情報
出願番号 | 特願2015-546670 |
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出願日 | 2014/11/6 |
出願人 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 |
公開番号 | |
公開日 | 2015/5/14 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 | 動物細胞の運動方向の制御基材、当該基材を用いた細胞の識別方法及び細胞の分離方法 |
技術分野 | 食品・バイオ |
機能 | 材料・素材の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 | 動物細胞の運動方向の制御基材及び当該基材を用いた細胞の識別方法及び細胞の分離方法 |
目的 | 化学物質や増殖因子、抗体などを用いたケモタキシスではなく、特徴的なマイクロパターンを有する基材を足場として細胞に提供し、細胞の遊走能を利用して細胞を識別又は分離する新たな基材と方法を提供する。 |
効果 | 基材上に細胞懸濁液を播種することで、細胞本来の機能を維持したまま細胞の識別又は分離を行うことができる。また、この基材上での細胞の分離過程や移動した細胞数を顕微鏡その他の機器を用いてモニタリングすれば、細胞懸濁液中や生体組織中の各細胞種の存在量、がん細胞の浸潤性の評価などを行うことができる。
細胞を遊走させるために化学物質、増殖因子、抗体などを用いる必要がないことから、細胞の性状を維持したまま細胞を分離することが可能となり、細胞診断、細胞治療に望まれる安全な細胞を供給することが可能となる。 |
技術概要![]() |
動物細胞の運動方向を制御するための制御基材であって、該基材表面は複数の溝部を有し、該溝部は相対する2つの壁部と底部から形成され、該溝部を形成する相対する2つの壁部は柱状凸部を連続して有し、該柱状凸部は、
イ)その凸が水平方向断面で少なくとも一つの頂部となる形状であり、ならびに ロ)相対する壁部に形成される柱状凸部と互い違いの位置に設けられる ことを特徴とする、動物細胞の運動方向の制御基材。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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