磁性材料とその製造方法

開放特許情報番号
L2018000187
開放特許情報登録日
2018/1/29
最新更新日
2022/2/25

基本情報

出願番号 特願2019-543694
出願日 2018/9/20
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 WO2019/059259
公開日 2019/3/28
登録番号 特許第7010503号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 磁性材料とその製造方法
技術分野 金属材料、機械・加工、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 軟磁性材料または半硬磁性材料を示す磁性材料とその製造方法
目的 従来のフェライト系磁性材料よりも格段に大きな飽和磁化と低い保磁力の双方を実現することができる磁気安定性の高い、耐酸化性に優れた新しい磁性材料とその製造方法を提供する。既存の金属系磁性材料よりも電気抵抗率が高いために渦電流損失などの問題点を解決することが可能な、高磁気安定性、高磁気飽和抑制能、高周波吸収能等の様々な要求性能を達成することが可能な新しい磁性材料とその製造方法を提供する。
効果 飽和磁化が高く、渦電流損失の小さな磁性材料、特に高回転モータなどにも好適に利用される軟磁性材料、さらに耐酸化性の高い、或いは磁気飽和抑制能や高周波吸収能などの要求性能に答えられる各種軟磁性材料及び半硬磁性材料を提供することが可能である。
フェライトのように粉体材料の形態で使用できるので、焼結などにより容易にバルク化でき、そのため、既存の薄板である金属系軟磁性材料を使用することによる積層などの煩雑な工程やそれによるコスト高などの問題も解決することが可能である。
技術概要
FeとM成分(MはZr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Cu、Zn、Siのうちのいずれか一種以上)を含むbcc構造の結晶を有する第1相と、
M成分を含む第2相と、
を有する軟磁性又は半硬磁性の磁性材料であって、
前記第2相に含まれるFeとM成分の総和を100原子%とした場合のM成分の含有量が、前記第1相に含まれるFeとM成分の総和を100原子%とした場合のM成分の含有量よりも多い、
前記磁性材料。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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