ホログラフィック断層顕微鏡、ホログラフィック断層画像生成方法、およびホログラフィック断層画像用のデータ取得方法

開放特許情報番号
L2018000115
開放特許情報登録日
2018/1/22
最新更新日
2019/3/27

基本情報

出願番号 特願2014-539842
出願日 2013/10/4
出願人 公立大学法人兵庫県立大学
公開番号 WO2014/054776
公開日 2014/4/10
登録番号 特許第6461601号
特許権者 公立大学法人兵庫県立大学
発明の名称 ホログラフィック断層顕微鏡、ホログラフィック断層画像生成方法、およびホログラフィック断層画像用のデータ取得方法
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 ホログラフィによる、断層顕微鏡、断層画像生成方法、および断層画像用のデータ取得方法
目的 簡単な構成により、培養液中細胞や生体組織などの内部構造を観察するために、任意媒質中の半透明物体の3次元体積画像を精度良く生成することができるホログラフィック断層画像生成方法を提供し、高分解能の平面断層画像を作成するデータを高速に取得することができるホログラフィック断層画像用のデータ取得方法を提供する。さらに、高速に無歪のホログラムを記録して被写体の内部の動きを観察することができるホログラフィック断層顕微鏡を提供する。
効果 光学系の機械的な走査を行うことなく波長掃引のみによって3種類のホログラムを各波長について取得するだけで断層画像用のデータを取得することができるので、より高速に短時間でデータを取得して記録できる。
球面波参照光R,Lを用いるので、結像レンズを用いることなく正確に無歪の断層画像を生成でき、機械的な走査が不要であるので、高速に撮像データを取得し記録できる。従って、低エネルギー照明の下で生きた生体組織の高速連続断層撮像が可能になり、装置の低価格化と小型化を容易に実現できる。
技術概要
ホログラフィック断層顕微鏡、ホログラフィック断層画像生成方法、およびホログラフィック断層画像用のデータ取得方法において、断層画像を正確かつ高速に生成可能とする。本方法は、データ取得工程(S1)と、断層画像生成工程(S2乃至S7)とを備える。データ取得工程では、照明光Q、オフアクシス球面波参照光R、インライン球面波参照光Lの波長を変えて各波長λ↑jの光毎に物体光O等のホログラムI↑j↓(OR),I↑j↓(QR),I↑j↓(LR)を取得する。断層画像生成工程では、これらのホログラムから、再生面z=z↓Pにおける物体光O↑jの再生光波h↑jと照明光Q↑jの再生光波c↑jとを求める。位相を調整した再生光波h↑j/(c↑j/|c↑j|)を各波長(j=1,・・,N)について加算して断層ホログラムH↓Pを求める。これから、焦点の合った無歪で正確な断層画像S↓P=|H↓P|↑2が得られる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 兵庫県公立大学法人

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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