出願番号 |
特願2007-094305 |
出願日 |
2007/3/30 |
出願人 |
国立大学法人徳島大学 |
公開番号 |
特開2008-247713 |
公開日 |
2008/10/16 |
登録番号 |
特許第5277431号 |
特許権者 |
国立大学法人徳島大学 |
発明の名称 |
蛍光色素含有ナノシリカ粒子およびその調製方法 |
技術分野 |
化学・薬品、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
蛍光色素含有ナノシリカ粒子およびその調製方法 |
目的 |
粒径が30nm以下、特に10nm以下の微小サイズでありながらも、高い蛍光強度を有する蛍光色素含有ナノシリカ粒子を提供すること。
蛍光色素含有ナノシリカ粒子を、効率的に、また安定して調製する方法を提供すること。 |
効果 |
本発明によれば、粒径が数十nm以下、特に30nm以下や10nm以下の微小サイズでありながらも、高い蛍光強度を有する蛍光色素含有ナノシリカ粒子を提供することができる。さらに本発明の方法によれば、かかる蛍光色素含有ナノシリカ粒子を、効率的にまた安定して調製することができる。 |
技術概要
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粒径数nmサイズの極めて微小なシリカ粒子(ナノシリカ粒子)を核として、その表面にアミノ基(-NH2)、カルボキシル基(-COOH)、イソチオシアネート基(-N=C=S)またはエステル基(-COOR)を有するシランカップリング試薬を結合させ、これらの基を介してシリカ粒子の表面に蛍光色素を結合させて、次いで、その表面の蛍光色素と結合していないアミノ基(-NH2)、カルボキシル基(-COOH)、イソチオシアネート基(-N=C=S)またはエステル基(-COOR)にシリカ化合物を反応させて、蛍光色素で標識されたシリカ粒子の表面にシリカ皮膜を形成することにより、上記目的に適った蛍光色素含有ナノシリカ粒子、すなわち、粒径が数十nm以下、特に30nm以下や10nm以下のサイズでありながらも高い蛍光強度を有する蛍光色素含有ナノシリカ粒子であって、しかもナノシリカ粒子の表面に蛍光色素が安定に保持されてなる標識試薬(蛍光プローブ)が得られることを確認した。
蛍光色素の結合量を調節でき、当該結合量の増加に基づく濃度消光(蛍光強度の低下)が防止できることを確認した。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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