出願番号 |
特願2006-053112 |
出願日 |
2006/2/28 |
出願人 |
国立大学法人徳島大学 |
公開番号 |
特開2007-228855 |
公開日 |
2007/9/13 |
登録番号 |
特許第5066706号 |
特許権者 |
国立大学法人徳島大学 |
発明の名称 |
抗肥満剤のスクリーニング方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、情報・通信、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
抗肥満剤のスクリーニング方法 |
目的 |
短期間で精度良く抗肥満剤をスクリーニングする方法や、かかるスクリーニング方法により得られる抗肥満剤や、抗肥満用食品・抗肥満用飼料や、脂肪細胞の分化の程度を短期間で精度良く判定する方法を提供する。 |
効果 |
ミトコンドリアH↑+−ATP合成酵素阻害剤は脂肪細胞の分化を抑制し、脂肪滴の細胞内への蓄積を抑制し、抗肥満薬として効果がある。H↑+−ATP合成酵素阻害剤が抗肥満薬、糖尿病薬、さらには高脂血症、高血圧、高血糖などのメタボリックシンドロームと呼ばれる病気の治療薬として有効であることを示している。さらに、ミトコンドリアの融合促進活性を指標にしたスクリーニングを行うことによって、脂肪細胞の細胞膜に存在するミトコンドリアH↑+−ATP合成酵素を分子標的とした、新しい抗肥満薬を短時間にスクリーニングすることができる。 |
技術概要
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分化した脂肪細胞を、被検物質の存在下に培養した後、細胞内のミトコンドリアの形態を観察し、分化した脂肪細胞中の断片化及び/又は凝集したミトコンドリアが、チューブ状のネットワークを形成しているとき、前記被検物質が抗肥満剤であると評価することを特徴とする抗肥満剤のスクリーニング方法。
未分化の前駆脂肪細胞における、チューブ状のネットワーク形成したミトコンドリアの断片化及び/又は凝集化抑制剤であって、レスベラトロール、ピーセタノール、ケンフェロール、ゲニステイン、アピゲニン、ダイゼイン、ルテオリン、ロスマリニック酸、又は抗H↑+−ATP合成酵素αサブユニット抗体から選ばれる1種又は2種以上を有効成分とすることを特徴とする、抑制剤。
断片化及び/又は凝集しているとき、分化した脂肪細胞と判断することを特徴とする脂肪細胞の分化の程度を判定する方法。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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