出願番号 |
特願2005-235852 |
出願日 |
2005/8/16 |
出願人 |
国立大学法人徳島大学 |
公開番号 |
特開2007-050320 |
公開日 |
2007/3/1 |
登録番号 |
特許第4867000号 |
特許権者 |
国立大学法人徳島大学 |
発明の名称 |
深溝型マイクロリアクタ |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
深溝型マイクロリアクタ |
目的 |
マイクロリアクタの反応面の特徴を活かしながら量産性を改良した新規の流路構造を有するマイクロリアクタを提供することであり、具体的には2つ以上の原料流体が偏流しないように、深さ方向に薄膜状に広がって接触する理想的な流動状態を保ちつつ、さらに流体の反応・混合をよりよく促進し反応効率を高めるように、流体同士の接触面積を増大させる構造を持ったマイクロリアクタを提供する。 |
効果 |
送液圧力が同じ場合、流量は流路断面積にほぼ比例するため、例えば深さを10倍(アスペクト比10)にすれば、処理量を10倍に増大させることができるが、本発明における深溝型マイクロリアクタによると、原料流路壁面の凹凸形状により流体の断面形状が波状となるので、原料流体同士の接触面積が増大し、さらなる量産性の改善ができる。流路幅を100μmとして深さを数cm〜数10cm(アスペクト比=数100〜数1000)とすると、深溝型マイクロリアクタ1個当たりの処理量を100トン/年オーダーに増大させることが可能となる。 |
技術概要
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流れ方向に垂直な断面形状が短辺と長辺を持つ矩形の、アスペクト比が10以上のマイクロ空間からなる反応流路を有し、原料流体を反応流路に注入する複数の注入口の少なくとも1つ以上が、長辺側の反応流路壁面上にスリット状に設けられたマイクロリアクタにおいて、層流となって供給される上流側の流体に対して、下流側で供給する流体を、それらの原料流体を注入口に供給する複数の原料流路の壁面に凹凸部を設けることにより、その流れ方向における断面形状を前記凹凸部の形状に対応した波状として供給することを特徴とするマイクロリアクタ。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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