出願番号 |
特願2004-337942 |
出願日 |
2004/11/22 |
出願人 |
国立大学法人徳島大学 |
公開番号 |
特開2006-141319 |
公開日 |
2006/6/8 |
登録番号 |
特許第4427666号 |
特許権者 |
国立大学法人徳島大学 |
発明の名称 |
低圧ガス加圧法による液体中の溶存酸素除去方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
加圧・減圧、洗浄・除去 |
適用製品 |
溶存酸素を除去する加圧処理の方法 |
目的 |
果汁、水または水を成分とする飲食物等の液体中の溶存酸素を除去する方法であって、超高圧、高温加熱、濾過、真空或いはバブリング等によらず、簡便で、且つ果汁等の飲食物の香気・風味の品質維持効果のある、溶存酸素除去技術を提供する。 |
効果 |
(1)超高圧や真空を用いないので特別な装置が不要であり、(2)高温の加熱を用いないので省エネ効果があり且つ食品成分の熱変化の心配がなく、(3)真空、バブリング等を用いないので残したい香気成分の損失が少なく、食品等の泡立ちが少ない。しかも(4)短時間に且つ大量に処理できる等の効果により、コスト面、品質面でも有利な溶存酸素除去方法が提供できる。
設備費の節約と殺菌・脱酸素処理工程の作業性改善効果がある。 |
技術概要
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液体中の溶存酸素を窒素置換によって除去する方法であって、少なくとも、処理対象の液体を密封式の耐圧容器に収納し、窒素ガスを加圧により液体に注入し、5MPa以上15MPa以下の範囲の圧力で一定時間保持する加圧処理工程と、加えた圧力を大気圧まで減圧する脱気工程と、を備える液体中の溶存酸素除去方法において、目標とする溶存酸素濃度を得る場合に、繰り返すサイクル数をn、1サイクル内における加圧処理工程の時間をtとし、一方、複数回繰り返すことなく1回のサイクルで前記目標の濃度を得るのに要する加圧処理時間をSとするとき、nとtを乗じて得られる加圧処理工程の合計時間n×tを、n×t<Sとすることを特徴とする溶存酸素除去方法。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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