光学活性α−フルオロアミノ酸化合物又はその塩の製造方法
- 開放特許情報番号
- L2017002318
- 開放特許情報登録日
- 2017/12/14
- 最新更新日
- 2018/1/17
基本情報
出願番号 | 特願2017-503469 |
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出願日 | 2016/2/29 |
出願人 | 国立大学法人京都大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2016/9/9 |
発明の名称 | 光学活性α−フルオロアミノ酸化合物又はその塩の製造方法 |
技術分野 | 有機材料 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 光学活性α−フルオロアミノ酸化合物又はその塩の製造方法 |
目的 | 光学活性α−フルオロアミノ酸化合物又はその塩の新規な製造方法を提供すること。特に、天然に豊富に存在するアミノ酸を原料として、簡便に、かつ高い光学純度でα−フルオロアミノ酸化合物又はその塩を製造できること。
また、不斉触媒又は不斉補助基のような不斉源を添加せずに、多様なα−フルオロアミノ酸化合物又はその塩を安価に製造すること。 |
効果 | 本発明は、光学活性α−フルオロアミノ酸化合物又はその塩の新規な製造方法であり、特に、天然に豊富に存在するアミノ酸又はその誘導体から、簡便に、かつ高い光学純度でα−フルオロアミノ酸化合物又はその塩を製造することができる。また、本発明は、不斉触媒又は不斉補助基のような不斉源を添加する必要がなく、簡便に、かつ安価に、多様なα−フルオロアミノ酸化合物又はその塩を製造することが可能である。 |
技術概要![]() |
一般式(1):
[式中、R↑1、R↑2、及びR↑3は、同一又は異なって、鎖状若しくは環状のアルキル基、鎖状若しくは環状のアルケニル基、鎖状若しくは環状のアルキニル基、アリール基、又はヘテロアリール基を示す。該R↑1、R↑2及びR↑3におけるアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、及びヘテロアリール基は、各々置換基を有していてもよい。R↑4は、同一又は異なって、鎖状若しくは環状のアルキル基、鎖状若しくは環状のアルケニル基、鎖状若しくは環状のアルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基、OR↑5基、SR↑6基、又はNR↑7R↑8基を示す。該R↑4におけるアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基、OR↑5基、SR↑6基、又はNR↑7R↑8基は、各々置換基を有していてもよい。 R↑1は、R↑3と共に結合して、環構造を形成していてもよい。 *は、不斉炭素を示す。] で表される光学活性α−フルオロアミノ酸化合物又はその塩の製造方法であって、 一般式(2): で表されるアミノ酸化合物又はその塩、及び求電子的フッ素化剤を、金属アミド化合物の存在下で反応させることを特徴とする、製造方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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