異種酵素とメソポーラスシリカとの複合体
- 開放特許情報番号
- L2017002238
- 開放特許情報登録日
- 2017/12/12
- 最新更新日
- 2022/1/28
基本情報
出願番号 | 特願2017-160838 |
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出願日 | 2017/8/24 |
出願人 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2018/3/8 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 | 異種酵素とメソポーラスシリカとの複合体 |
技術分野 | 食品・バイオ |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 異種酵素による共役酵素反応の促進技術 |
目的 | 異種酵素の非特異的相互作用による凝集体形成等に起因する酵素の活性低下を極力抑制し、かつ高い反応効率を達成できる共役酵素反応システムを提供することにある。あわせて、当該共役酵素反応システムに用いるための改良された異種酵素−メソポーラスシリカ複合体の製造方法も提供する。
酵素周辺における反応基質濃度の至適化を高めた共役酵素反応技術を提供し、高効率で安定な酵素反応場を提供する。 |
効果 | 補酵素再生系などの共役酵素反応に関わる複数の異種酵素をメソポーラスシリカに固定化する際のメソポーラスシリカの細孔径範囲を2〜9nmに設定することで、異種酵素の凝集体形成等に起因する酵素の活性低下を抑制し、かつ高い反応効率を達成できた。さらに、その細孔径範囲内であれば、繰り返し耐久性(再利用性)も高いことが確認できた。
特にキット、センサーなどに利用する場合には、反応効率の増大と共に、異種酵素間の凝集失活が抑えられるため酵素投入量を極力抑えることができコストが低減できる。 |
技術概要![]() |
共役酵素反応に関わる複数の異種酵素のうち少なくとも酵素A及び酵素Bがメソポーラスシリカに固定化されている複合体であって、
メソポーラスシリカの中心細孔直径が2〜9nmであることを特徴とする、 酵素A−酵素B−メソポーラスシリカ複合体。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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