出願番号 |
特願2017-515610 |
出願日 |
2016/4/28 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2016/175290 |
公開日 |
2016/11/3 |
登録番号 |
特許第6755589号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
AMPKのリン酸化を亢進する化合物を有効成分とする組成物 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
医薬組成物 |
目的 |
臓器の保存液や灌流液のために使用できる組成物を提供する。
正常細胞又は非がん細胞に対して細胞死抑制作用を示す組成物、及び/又は、がん細胞に対して細胞死誘導作用を示す組成物を提供する。 |
効果 |
本開示に係る組成物は、細胞、とりわけ正常細胞の生存を延ばすことができる。 |
技術概要
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本開示は、一態様において、AMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)のリン酸化を亢進する化合物が、非がん細胞の生存を延長できるという知見に基づく。AMPKのリン酸化とは、一又は複数の実施形態において、αサブユニットThr172のリン酸化をいい、或いは、これに相同する部位のThr/Serのリン酸化をいう。細胞は、一又は複数の実施形態において、ヒト又はヒト以外の動物の細胞をいう。本開示において、「細胞」とは、特に限定がない場合は、正常細胞又は非がん細胞を指す。動物は、一又は複数の実施形態において、哺乳類である。本開示における「細胞の生存を延ばす」とは、一又は複数の実施形態において、細胞死を抑制すること、又は、培養中の生存細胞数の減少を抑制することを含む。「細胞の生存を延ばす」ことは、さらなる一又は複数の実施形態において、無血清培養時若しくは虚血時の細胞死を抑制すること、又は、初代培養時の細胞死を抑制することを含む。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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