タイヤ用ゴム組成物およびその製造方法、ならびに該タイヤ用ゴム組成物を用いた空気入りタイヤ

開放特許情報番号
L2017002113
開放特許情報登録日
2017/11/30
最新更新日
2023/1/23

基本情報

出願番号 特願2005-134170
出願日 2005/5/2
出願人 国立大学法人京都大学、住友ゴム工業株式会社
公開番号 特開2006-152237
公開日 2006/6/15
登録番号 特許第4641214号
特許権者 国立大学法人京都大学
発明の名称 タイヤ用ゴム組成物およびその製造方法、ならびに該タイヤ用ゴム組成物を用いた空気入りタイヤ
技術分野 有機材料、輸送
機能 材料・素材の製造
適用製品 ゴム組成物およびその製造方法、ならびにこれを用いた空気入りタイヤ
目的 ゴム製品を分解処理した後に再利用したゴムを含有し、かつ破壊強度や耐摩耗性に優れるゴム組成物を提供する。さらに、該ゴム組成物を用いることによって、ゴム製品のマテリアルリサイクルを実現しつつ耐摩耗性とグリップ性能とのバランスに優れたタイヤを提供する。
効果 再生ゴムを含有しつつ破壊強度および耐摩耗性に優れるゴム組成物を得ることが可能である。また該ゴム組成物を用いることによってグリップ性能および耐摩耗性に優れるタイヤの提供が可能になる。
技術概要
 
天然ゴムおよび/またはジエン系ゴムを主成分とするゴム成分100質量部に対し、リグニン分解力を有する酸化酵素を用いて加硫ゴムを分解することにより得られた酵素分解ゴムを5〜150質量部の範囲内で配合してなり、
前記加硫ゴムが天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、クロロプレンゴム、ハロゲン化ブチルゴムおよびアクリロニトリル−ブタジエンゴムよりなる群から選択される少なくとも1種を含み、最大粒径が1mm以下のゴム粉末形状であり、
前記酵素分解ゴムの重量平均分子量が2,000〜80,000の範囲内、分子量分布Mw/Mnが1.0〜5.0の範囲内、かつソックスレー抽出法によって得られるクロロホルム抽出量が1〜80wt%の範囲内である、タイヤ用ゴム組成物。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
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登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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