分散型発電装置

開放特許情報番号
L2017001925
開放特許情報登録日
2017/11/10
最新更新日
2017/11/10

基本情報

出願番号 特願2006-149562
出願日 2006/5/30
出願人 大阪瓦斯株式会社
公開番号 特開2007-325333
公開日 2007/12/13
登録番号 特許第4606383号
特許権者 大阪瓦斯株式会社
発明の名称 分散型発電装置
技術分野 電気・電子
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 分散型発電装置
目的 単相3線式交流電力を供給する系統電源と系統連系可能で、2本の電圧線の電力負荷状態に極端なアンバランスが生じていても、系統停電直後に生じる過電圧状態を防止可能な分散型発電装置を提供する。
効果 インバータ回路部の動作が過電圧状態の検出時において急停止せずに、動作状態で過電圧状態を抑制するので、インバータ回路部の急激な動作停止に伴うインバータ回路部内のインダクタンス素子によって誘導される2次的な過電圧発生を抑制することができる。
スイッチング素子のオンオフ動作によって低域通過フィルタ回路の入力側の電圧パルス波形の極性及びオンオフ期間を細かく制御できるため、当該電圧パルス波形が低域通過フィルタ回路を通過した後の交流出力の電圧値及び電流値の制御が可能となり、結果として、過電圧状態を精度良く抑制できる。
技術概要
直流電力を発生する直流電源と、出力される直流電力をパルス幅変調された正負両極性のパルス出力に変換するブリッジ回路と、前記パルス出力を正弦波交流出力に変換する低域通過フィルタ回路を備え、前記直流電力を前記系統電源の2本の電圧線間の実効電圧と同じ実効電圧の単相交流電力に変換して、系統連系時の前記系統電源の中性線とは接続しない1対の出力端子間に前記交流電力を出力するインバータ回路部と、回路部の動作を制御する制御部と、前記インバータ回路部の2つの出力端子における各出力電圧を、前記中性線を基準として各別に検出する電圧検出器と、を備えてなり、前記制御部が、前記電圧検出器で各別に検出された前記出力電圧の少なくとも何れか一方が所定の基準電圧を超過する過電圧状態を検出した場合に、前記各出力電圧の検出電圧に基づいて、前記過電圧状態の発生要因が、負荷状態のアンバランスか、前記アンバランス以外の要因かを判定し、前記ブリッジ回路を構成するスイッチング素子のオンオフ動作を前記過電圧状態の発生要因に応じて制御することによって、前記基準電圧を超過した出力電圧の絶対値が低下するように前記インバータ回路部の動作を制御することを特徴とする。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 大阪ガス株式会社

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
Copyright © 2020 INPIT