出願番号 |
特願2017-164885 |
出願日 |
2017/8/29 |
出願人 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
公開番号 |
特開2019-047547 |
公開日 |
2019/3/22 |
登録番号 |
特許第7082776号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
太陽電池の性能劣化を回復する装置およびその方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
太陽光発電システム設置後のPID現象などによる出力低下を回復する装置およびそれを用いた回復方法 |
目的 |
既設の太陽電池モジュールを設置した状態のままで、PID現象により出力低下したモジュールの出力を回復する装置およびその方法を提案すること。 |
効果 |
これから設置される太陽光発電システムに対しては勿論であるが、既存の設備に対して適用できる点で極めて大きな経済効果を有している。仮にPID現象を効果的に予防することができる新規な材料からなる太陽電池セルが開発されたとしても、その導入には、安定性、安全性、経済性などクリアすべき課題が多いので、直ぐには対応できないだけでなく、既存設備のセルの交換等のコストが伴うことが予想されるからである。 |
技術概要
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電圧誘起劣化(PID)現象により出力低下したモジュールの出力を回復する方法であって、既設の太陽電池モジュール設置したまま処理することが可能な方法を提案。具体的には、太陽電池モジュールの保護ダイオードを一時的に外し電極間に単一セルあたり最高電圧が−3〜−20Vの範囲で設定された逆電圧を印加する電源を接続し、最高電圧に到達するまで連続的又は段階的に電圧を上げるとともに、最高電圧に到達した後は印加電圧を下げる又は停止し、以後は前記電圧の上昇・降下を繰り返すことでおよそ10秒程度で完了する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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