視界を遮らない透明素材で作られ、芯材を内包する乗り物のフロントピラー、及びその製造方法

開放特許情報番号
L2017001311
開放特許情報登録日
2017/8/25
最新更新日
2017/8/30

基本情報

出願番号 特願2016-054480
出願日 2016/3/2
出願人 中山 裕
登録番号 特許第6164594号
特許権者 中山 裕
発明の名称 視界を遮らない透明素材で作られ、芯材を内包する乗り物のフロントピラー、及その製造方法
技術分野 輸送、有機材料、無機材料
機能 機械・部品の製造、材料・素材の製造
適用製品 自動車、船舶、電車などの乗り物のフロントガラスを支持するフロントピラー、及びそのフロントガラス、ウエザーストリップ、ガラスレールなど付属品を支持する機構
目的 当発明の目的は次の5点である。1フロントウインドーの左右にあるフロントピラーを芯材を内包する透明素材で作る。2前記芯材に張力を持たせ、その結果としてその外側の透明素材に圧縮力を生じさせることで、全体に強靭性を持たせる。3前記芯材より支持材をとり、フロントウインドーや、前扉前枠とのウエザーストリップなどの固定を、接着ではなく機械的に行う。4透明素材の両端に金属キャップを設け、その外側でビス止めして芯材に張力を持たせるが、更にそれに接続金物を付けて、車体本体にビス止めする。5透明素材の断面を凹レンズ状にする。
効果 当発明の効果は次の5点である。1フロントピラーを透明にすることで、左右斜め前方に対する視認性を高め安全性を向上させる。2芯材を内包し
それに張力を持たせることで、フロントピラーの強靭性を高め、破断しても内部の芯材が抵抗して、形状の崩壊を防ぐ。3芯材から支持をとり、ガラスに孔をあけて、機械的に止めることで、接着面を省略し、視界を拡張する。4ユニット化することで、損傷、劣化した場合も簡便に更新することができる。5一部を凹レンズ状にすることで、芯材や、ウエザーストリップなどで遮られた視界の一部を回復できる。
技術概要
一般的には内外の成型鉄板をリブ溶接してチューブ状にし、そのリブにガラスを接着して内側から接着面を覆う内装を施してある。そのため運転者より前方の外皮延長の約2mのうち左右に約10cmずつ、計20cmの視界を失っている。そのフロントピラーを透明素材で作るのが当発明の主旨である。しかしこの部分は、自動車の屋根荷重を負担し、フロントガラスを変形から守る構造材としての側面と、フロントガラスとピラーを接続する止めしろとしてのの側面がある。フロントピラーを透明素材で作る考えは多数あったが、接着の止めしろが大きく可視部が拡大しないこと、全部を透明素材で作る場合はそれが破断したときに、フロントガラスが全損する危険などがあった。そのため当発明では1透明素材で作ることで可視部を拡大する。2透明素材に張力を持った芯材を設けピラーに強度と靱性を持たせた。3その芯材から支持をとり、フロントガラスに孔をあけ、接着ではなく機械的に点支持することで接着面を省略し、可視部を拡大する。4ユニット化し、それを車体にビス止めすることで簡便に更新できる。5ピラー断面を凹レンズ状にすることで、芯材などで遮られた視野をの一部を回復させる。などの提案をした。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 自動車などの乗り物のフロントウエザーシールド(以降フロントガラスと呼ぶ)の左右にフロントピラーがあり、それが右左折時に視界を遮っている。その部分を透明素材で作って可視範囲を広げようとするのがこの発明の主旨である。しかし、この部分は自動車の屋根の荷重を受け、フロントガラスのを荷重や衝撃から守る構造材としての役割と、正面のフロントグラス、側面の前扉前枠と接することによる、固定や止水材の止めしろとしての役割がある。一般の例では、内外の成型鉄板を外周のリブの沿って溶接しチューブ状にして構造耐力を持たせ、そのリブにガラスを接着して、更に接着部を内側から隠して仕上げてある。その幅は約10cmで、運転者より前面の外皮延長の約2mの内、左右で約20cmの視野を失っている。
フロントピラーを透明にする考案は過去に何回も提案されている。フロントピラーに穴をあけて透明素材をはめ込む案や、前部を透明素材で作る考えなどがあった。前者の場合、透明素材を固定するために接着面等が必要で、可視部がそれほど拡大しない。後者の場合フロントピラーが破損したときにフロントガラス全体が壊れて、著しく安全性を損なう恐れがあった。そこで当考案では1大前提として透明素材で作り可視部を拡大するが、
2その透明素材の中に芯材を入れて、それに張力を持たせて、鉄筋コンクリートと同様な原理で材としての強靭性を持たせた。圧縮力は透明素材が受け持ち、それが損傷しても、視覚障害者の携帯折り畳み杖のように、中の芯材が引張して全体の形状を保つ仕組みになっている。また3この芯材から支持材をとり、所定の位置に穴をあけたフロントガラスを接着でなく、機械的にビス止めすることで接着面を省略した。接合部は止水のためのコーキング材が施される。同様に前扉前枠とのウエザーストリップも支持材に機械的に止め可視部を拡大する。さらに4透明素材の両端に金属製のキャップを設け、それの外側で芯材をビス止めし、引張するが、そのキャップに部材を設け、車体にビス止めできるようにする。そうすることで簡便に更新できる。5断面を凹レンズ状にすることで、外の映像を集約し、芯材などで遮られた外部映像の一部を回復させる。以上のような工夫をした。
望ましくは添付図に示したように、前扉前枠も同様に芯材入りの透明素材で作成して、前方視野の拡大をし、安全性の向上に努める。

登録者情報

登録者名称 中山 裕

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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