還元性有機物を原料とするフェントン反応触媒

開放特許情報番号
L2017001212
開放特許情報登録日
2017/8/22
最新更新日
2017/11/27

基本情報

出願番号 特願2016-227558
出願日 2011/5/17
出願人 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2017-080741
公開日 2017/5/18
登録番号 特許第6202770号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 還元性有機物を原料とするフェントン反応触媒
技術分野 機械・加工、食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 フェントン反応触媒
目的 二価鉄を長期間安定維持できるフェントン反応触媒を開発し提供する。
従来のフェントン反応触媒には見られない、三価鉄や金属鉄(安価な鉄供給原料)についても二価鉄に変換して原料として利用可能なフェントン反応触媒を、製造して提供する。
人体や環境に対して無害なフェントン反応触媒を開発する。
効果 二価の鉄を長期間安定維持できる安定したフェントン反応触媒を提供することが可能となる。
三価鉄や金属鉄についても二価に変換して長期安定維持できるフェントン反応触媒を製造することが可能となる。
還元性有機物として、アスコルビン酸、ポリフェノール含有植物体成分、植物体乾留液成分を用いるものであるため、人体や環境に対して、安全性の高いものである。
幅広い産業分野で普及が期待される。例えば、食品や医療、公衆衛生、農業、環境浄化などに利用することができる。
技術概要
還元性有機物と鉄供給原料とを、水存在下にて以下(C)の条件で混合し、得られた反応生成物を活性成分としてなるフェントン反応触媒。
(C):前記還元性有機物が、木酢液、竹酢液、籾酢液から選ばれた植物乾留液に含まれる還元性有機物であり、;前記鉄供給原料が、二価鉄の化合物であり、;前記鉄供給原料から供給される鉄元素1モルに対し原液換算で20〜100kgになるように前記植物乾留液を混合する条件;前記還元性有機物としては、植物乾留液に含まれる有機酸、フェノール類、カルボニル類、アルコール類、アミン類、塩基性成分、その他中性成分を含む還元性有機物分子からなる組成物の全量を指す。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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