出願番号 |
特願2017-075757 |
出願日 |
2017/4/6 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2018-177882 |
公開日 |
2018/11/15 |
登録番号 |
特許第6896267号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
多孔質体及びその製造方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
水溶性多糖類を用いて形成される多孔質体及びその製造方法 |
目的 |
前記多孔質体に対し、密度及び微細構造を保持させたまま前記シリル系疎水基を導入するためには、一旦湿潤ゲルを形成後、シリル化剤と前記水溶性多糖類等の前記水酸基とを反応させて疎水化し、更に、導入された前記疎水基を脱離させないように非プロトン性溶媒を用いた乾燥法により前記湿潤ゲルを乾燥させること。 |
効果 |
本発明によれば、従来技術における前記諸問題を解決することができ、水溶性多糖類等を主成分とし、低密度で微細構造を有しつつ、疎水化された多孔質体及びその製造方法を提供することができる。 |
技術概要
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水酸基を有する水溶性多糖類及び前記水溶性多糖類の側鎖官能基の一部が化学修飾された前記水溶性多糖類の誘導体の少なくともいずれかから選択される高分子化合物で形成される直径1nm〜50nmのナノファイバが立体状に架橋された多孔質構造を有し、
前記高分子化合物中の前記水酸基のうち、少なくとも一部が下記一般式(1)で表されるトリアルキルシリル基で置換された置換構造を有することを特徴とする多孔質体。
ただし、前記一般式(1)中、R↓1〜R↓3は、相互に独立して炭素数が1〜10の直鎖又は分岐のアルキル基を示し、↑*は、前記水酸基における酸素原子との結合であることを示す。
【化1】 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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