石灰粒状体の製造方法
- 開放特許情報番号
- L2017001165
- 開放特許情報登録日
- 2017/7/28
- 最新更新日
- 2018/4/27
基本情報
出願番号 | 特願2010-271110 | ||||||||||
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出願日 | 2010/12/6 | ||||||||||
出願人 | 日鉄鉱業株式会社 | ||||||||||
公開番号 | |||||||||||
公開日 | 2012/6/28 | ||||||||||
登録番号 | |||||||||||
特許権者 | 日鉄鉱業株式会社 | ||||||||||
発明の名称 | 石灰粒状体の製造方法 | ||||||||||
技術分野 | 無機材料、食品・バイオ、化学・薬品 | ||||||||||
機能 | 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 | ||||||||||
適用製品 | 石灰素材と鶏糞焼却灰とを造粒して得られた、機械による散布が容易な粒状肥料 | ||||||||||
目的 | 本特許は、機械による散布が容易な粒状肥料の製造に関する。
その製造方法は、取り扱いが困難なために充分活用されず、一部廃棄されていたライムケーキと、養鶏場で多量に発生し、その処分に苦慮している肥料成分となる鶏糞燃焼灰とを混合し、造粒することによって行う。 これによって、両者を有効に活用し、カルシウム成分は勿論、リン酸成分、カリ成分を含み、且つ、土壌の酸度矯正に好適で、機械による散布が容易な粒状肥料を得ることを目的としている。 |
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効果 | 本特許技術によって、取り扱いが困難なために充分活用されず、一部廃棄されていたライムケーキと、養鶏場で多量に発生し、その処分に苦慮している肥料成分となる鶏糞燃焼灰とを混合し、真空造粒機で造粒することによって、両者を有効且つ安価に活用することが出来る。
本特許の技術によって得ることが出来る造粒肥料は、カルシウム成分は勿論、リン酸成分、カリ成分を含み、且つ、土壌の酸度矯正に好適な、従来の技術では困難であった高い硬度を有する緻密な粒状肥料である。 このため、肥料を散布する際に機械による散布が容易である。 |
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技術概要 |
本特許技術による粒状肥料は、
製糖工場で発生するライムケーキと、養鶏場などから排出される鶏の糞を焼却処分して得られる鶏糞燃焼灰とを、固形分換算の質量比で99:1〜50:50の割合で混合し、真空造粒機で造粒後、押出口の孔径0.5〜8mmで押し出し成型を行い、その後、転動熱風乾燥機等を用いて80〜150℃で乾燥して得ることが出来る。 得られた石灰粒状体は、その粒度を下げるためにさらに破砕してもよい。破砕には破砕機を好適に用いることができるが、破砕は粉の発生量ができるだけ少ない方法で行うことがこのましい。例えば、ジョークラッシャー、ロールクラッシャーを挙げることができる。 粒の形状については特に制限されることなく、各種形状を採用できる。用途により球状が望ましい場合は、造粒後の柱状物を整粒機で整粒してもよい。本発明の石灰粒状体を肥料等に利用する場合において粒度による選別を必要とするときは、篩等を用いた分級によって適度な粒度のものを得ることができる。篩による分級で得られる粒度の目安として、篩目開きで0.5〜8mmの粒度のものが好ましく、このうち1〜4mmのものが特に好ましい。 |
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実施実績 | 【無】 | ||||||||||
許諾実績 | 【無】 | ||||||||||
特許権譲渡 | 【可】
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特許権実施許諾 | 【可】
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アピール情報
アピール内容 | 本特許は、機械による散布が容易な粒状肥料の製造に関する技術です。
本特許技術によって、取り扱いが困難なために充分活用されず、一部廃棄されていたライムケーキと、養鶏場で多量に発生し、その処分に苦慮している肥料成分となる鶏糞燃焼灰とを混合し、真空造粒機で造粒することによって、両者を有効且つ安価に活用することが出来ます。 本特許の技術によって得ることが出来る造粒肥料は、カルシウム成分は勿論、リン酸成分、カリ成分を含み、且つ、土壌の酸度矯正に好適な、従来の技術では困難であった高い硬度を有する緻密な粒状肥料です。 このため、機械を用いて肥料を散布する際にの取扱いが容易です。 |
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登録者情報
登録者名称 | |
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事業化情報
事業化条件 |
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その他の情報
その他の提供特許 |
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関連特許 |
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試作品評価 | 【否】 |