出願番号 |
特願2015-118889 |
出願日 |
2015/6/12 |
出願人 |
国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 |
特開2017-002851 |
公開日 |
2017/1/5 |
登録番号 |
特許第6632114号 |
特許権者 |
国立大学法人九州工業大学 |
発明の名称 |
真空アーク推進機 |
技術分野 |
機械・加工、電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
真空アーク推進機 |
目的 |
電源に高電圧太陽電池を使用して陰極を固体推進剤で構成して小型軽量化を達成した真空アーク推進機を提供する。 |
効果 |
従来のような点火装置を不要にし,更に,固体推進剤に水分を含ませたマイクロシリカを添加して放電頻度を大きく向上させることができ,従来のような昇圧回路を不要にして,推進機の推進,姿勢制御,軌道変更等の作動をさせることができ,しかも,従来のようなイオンエンジンに比較して各種の部品や機器を不要にして部品点数を大幅に削減し,しかも各種部品を小型に構成して推進機の軽量化を実現することができ,超小型の人工衛星や宇宙機に搭載可能にすることができる。 |
技術概要
 |
コントローラの指令でON・OFFされるスイッチが設けられた電気回路を備えており,前記電気回路は,電源,該電源に結線されたプラスラインに設けられた陽極,前記電源に結線されたマイナスラインに設けられ且つ前記陽極に対向して配設された陰極,前記陰極と前記陽極との極間に設けられた絶縁体,前記陰極側に設けられた初期放電誘発用絶縁体,前記プラスラインに設けられた電子コレクタ,及び前記プラスラインと前記マイナスラインとの間に結線されたコンデンサを有しており,前記電気回路を宇宙空間のプラズマ中で前記コントローラの指令で前記スイッチをONさせて前記陰極の導体と前記初期放電誘発用絶縁体との間に静電放電を発生させ,前記静電放電によって前記陽極と前記陰極との極間にアーク放電を発生させ,前記アーク放電によって前記陰極及び前記初期放電誘発用絶縁体を溶かして発生する噴射ジェットにより推力を得ることを特徴とする真空アーク推進機。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|