移動式放射性核種製造用照射装置

開放特許情報番号
L2017000949
開放特許情報登録日
2017/6/21
最新更新日
2019/2/20

基本情報

出願番号 特願2015-021963
出願日 2015/2/6
出願人 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
公開番号 特開2016-145714
公開日 2016/8/12
登録番号 特許第6450211号
特許権者 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
発明の名称 移動式放射性核種製造用照射装置
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 照射装置
目的 事故が発生した場合に、汚染を防止し、かつ、作業者の被ばくを低減した放射性核種製造用照射装置を提供する。
効果 照射室内に複数台配置することにより、1つのビームポートを用いて多様な核種の製造が可能となる。レールを用いた移動機構により、大きな遮蔽体を有する照射装置を安全かつ容易に選択・移動できる。核種毎に照射装置を隔離した構造を採用、故障により汚染事故等が発生した場合でも、汚染は当該装置内に限定することができる。汚染等に対しても、それ以上の拡大を防ぎ、安全な製造環境を構築・維持、除染作業等作業者の被ばくを大幅に低減することができる。
移送時に発生する可能性がある放射性物質の汚染や揮発といった問題も解消される。
技術概要
放射性核種製造用照射装置は、放射線を遮蔽する遮蔽容器60に格納された、ターゲット容器10、ターゲット容器ホルダー12、コリメータ30、真空フォイル32、ターゲットフォイル42、ターゲットフォイル冷却機構40、冷却機構14、及び、ターゲット溶解装置50を備え、その遮蔽容器60を上下させるための昇降機構70、ビームポート位置へ移動するための車輪72から構成されている。ビーム照射後、製造された目的核種をターゲット溶解装置50で溶解処理し、遮蔽された配管でこの溶液をホットセルに移送する。さらに、照射室内に複数の照射装置を配置すれば、各照射装置の工程を部分的に並行して行うことができ、複数の核種を効率良く製造できる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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