海洋・湖の波浪を原動力とするグリーンエネルギー利用の期待の波力発電装置
- 開放特許情報番号
- L2017000452
- 開放特許情報登録日
- 2017/3/24
- 最新更新日
- 2017/3/24
基本情報
出願番号 | 特願2013-269707 | ||
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出願日 | 2013/12/26 | ||
出願人 | 株式会社富田組 | ||
公開番号 | |||
公開日 | 2015/7/6 | ||
登録番号 | |||
特許権者 | 株式会社富田組 | ||
発明の名称 | 海洋・湖水のうねり・波動等を回転エネルギーに変換した波力発電装置 | ||
技術分野 | 電気・電子、機械・加工 | ||
機能 | 機械・部品の製造、環境・リサイクル対策 | ||
適用製品 | 波力発電装置 | ||
目的 | 昨今地球温暖化による地球全体の環境変化は世界中で問題と成っています。発電に於いては温暖化効果をもたらすと云われる化石燃料や危険性の高い原子力による発電が種に成っていますが、資源に乏しい地域に於いては太陽光を始めとするクリーンな自然エネルギーを利用する発電技術が今後有効で必要で有ると考えます。本発明は海洋等に無尽蔵に発生する(うねり)又は(波)のエネルギーを利用し発電する事を目的とします。 | ||
効果 | 本考案は製造コスト・メンテナンス・環境に対して次の効果が考えられます。
製造コスト・・・構造が単純で有る為製造にかかる費用は安価である。 構造原理を保てば規模形状は自由である。 製造は造船所等工場で制作し運搬設置が可能である。 メンテナンス・・構造が単純で有る為維持管理が容易である。 環境に対し・・・汚染物質の発生が無く無公害である。 限定地域に設置する為船舶の往来に支障を生じない。 工夫により景観保全が可能である。 |
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技術概要 |
この技術は海洋又は湖水に於いて止めどなく発生する(うねり)や(波)の高低差、即ち山部・谷部の落差を利用したものです。発電装置本体は海面等に浮体として設置し、その浮体本体の内部に発電機構が納められています。
回転軸を中心に接続部材により接続された錘10が、うねり・波により起きる高低差により浮体本体に傾きが生じ、錘10は常に低い方へと移動する事に成り、その錘の移動は繰り返すうねり・波により慣性の法則に従い連続的な移動の動きと成り錘が接続された中心の回転軸を回転させます。回転軸の回転は発電機に伝達され発電する構造です。 その場合大きなトルクを得る為には錘の重量を重くする、又は中心軸から錘までの距離(回転半径)を長くする必要が有ります。しかしどちらも接続部材に大きな負荷を掛け規模に限界が有ります。その限界を克服する技術が本件に有ります。 磁石の反発力により錘を浮かせる事により接続部材に掛かる負荷を軽減し摩擦によるロスを軽減し出来るだけ効率よくエネルギーを得る構造と成ります。 |
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実施実績 | 【無】 | ||
許諾実績 | 【無】 | ||
特許権譲渡 | 【否】 | ||
特許権実施許諾 | 【可】
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アピール情報
アピール内容 | 再生可能エネルギー利用の発電技術は太陽光を始め、地熱・風、又は海洋では潮流・干満・波等々多くの自然界のエネルギーを利用しようと様々な試みがされ、現実稼働状況に有る技術も多々有ります。
本件では海洋エネルギー、中でも止めどなく押し寄せる うねり や 波を利用した発電装置です。技術的な構造は単純なもので引力と慣性と言う地球上どこでも利用できる法則の利用で、燃料も必要とせず常に可動の可能性の有る原理です。 稼働率は地域によって異なりますが構造上地域に合わせた規模の装置の製作が可能です。技術の特徴は磁気の作用である反発力を利用する事に有ります。大きなトルクを得る為の手段としての技術で、この構造により装置の製作規模が自由に設定できるところに有ります。 |
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登録者情報
登録者名称 | 株式会社富田組 |
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その他の情報
関連特許 |
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