出願番号 |
特願2015-018069 |
出願日 |
2015/2/2 |
出願人 |
学校法人早稲田大学 |
公開番号 |
特開2016-142320 |
公開日 |
2016/8/8 |
登録番号 |
特許第6493962号 |
特許権者 |
学校法人早稲田大学 |
発明の名称 |
コンプライアントアクチュエータ |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
コンプライアントアクチュエータ |
目的 |
応答時間の短縮化を図り、比較的簡易な構成で柔軟性を発揮させること。 |
効果 |
連通流路内の磁界制御によって、連通流路内の磁性流体の粘性を可変にすることができ、第1及び第2のチャンバ間を流れる磁性流体の流量を調整することができる。アクチュエータの駆動特性を変化させるために、磁界の付与による磁性流体の粘性変化が利用されるため、バックドライバブル性能の向上、低出力慣性、高い操作帯域幅、トルク−質量比の向上、応答時間の短縮化、及び、出力トルクの正確な制御性等の種々の特性をアクチュエータに保有させることができ、人間の生活空間で共存するロボット等のアクチュエータとして好適となる。 |
技術概要
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アクチュエータ10は、磁性流体の圧力によりピストン19に駆動力を発生させる流体圧シリンダ11と、流体圧シリンダ11の第1及び第2のチャンバ22,23に磁性流体を供給する流体供給手段12と、流体圧シリンダ11の作動及び流体供給手段12による流体圧シリンダ11への磁性流体の供給を制御する制御手段13とを備えている。ピストン19は、第1及び第2のチャンバ22,23を連通する連通流路36と、連通流路36の内部に磁界を発生させる電磁石とを備えている。制御手段13では、流体供給手段12により前記各チャンバ内に供給される磁性流体の流量制御を行うとともに、連通流路36内の磁界制御により、磁性流体の粘性を変化させて連通流路36を通過する磁性流体の流量調整を行うことにより、ピストン19の駆動状態を変化させる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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