盛土構造物の築造方法

開放特許情報番号
L2017000246
開放特許情報登録日
2017/2/3
最新更新日
2017/2/3

基本情報

出願番号 特願2012-128435
出願日 2012/6/5
出願人 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2013-253389
公開日 2013/12/19
登録番号 特許第5980579号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 盛土構造物の築造方法
技術分野 土木・建築
機能 安全・福祉対策
適用製品 防潮堤や河口付近の堤防などの盛土構造物の築造方法およびその方法により築造される盛土構造物
目的 耐侵食性能を向上させ、たとえ津波で損傷を受けても、連鎖的な崩壊を防ぐ。
効果 盛土構造物が津波を被っても揚圧力に対して浮き上がりにくく、水圧の回り込みを防止して引き剥がれにくく、衝撃力に対して面的な荷重分散を果たすことができ、コンクリートの曲げ破壊防止性能を向上させることができる。また、ダムや河川、水路護岸等の波浪侵食に対して保護性能を向上させることができる。
技術概要
地盤側の面に、コンクリートの流入を許容する隙間を有する網状素材を、盛土構造物形成予定位置を基準に盛土構造物内外方向に延長して敷設し、網状素材上に粗粒材を盛土構造物形成予定位置に沿って投入し、網状素材の盛土構造物内外方向自由端のうち少なくともいずれか一方を折り返して粗粒材を包み込み、包み込まれた粗粒材間にコンクリートの流動を許容する空隙を確保して壁体の一部をなす壁体部を形成する第1の工程と、壁体部の背面側に盛土を投入して盛土上面を形成する第2の工程と、壁体部と盛土上面とに、新たな網状素材を盛土構造物形成予定位置を基準に壁体内外方向に延長して敷設し、新たな網状素材上に粗粒材を投入して包み込み、下側壁体部の上に新たな壁体部を形成する第3の工程と、第2および第3の工程を繰り返し所望の壁体高さに達すると整地する第4の工程とを有するとともに、形成された壁体部にコンクリートを打設して養生硬化させ網状素材と粗粒材とをコンクリートにより一体化させて壁体を形成する第5の工程とを有することを特徴としている。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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