出願番号 |
特願2012-143849 |
出願日 |
2012/6/27 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2014-006220 |
公開日 |
2014/1/16 |
登録番号 |
特許第5941769号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
分散系の観察装置及び観察方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
エマルション等の分散系を構成する分散相(微粒子)の粒子径や粒径分布を観察する装置と方法 |
目的 |
ソフト微粒子の分散状態並びに分散系の粒子径と粒子分布は素材や製品の物性や品質に影響する重要な因子であるため、それらを正確に把握すること。 |
効果 |
本発明によれば、ブラウン運動している小さなソフト微粒子の動きを止めた状態で観察することができるので、ソフト微粒子に光学系の焦点を合わせ続けることができ、したがって輪郭が鮮明な微粒子画像を得ることができる。その結果粒子径の測定および粒子の分布等を正確に測定することができる。 |
技術概要
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第1発明は、ブラウン運動している微粒子をブラウン運動を停止させて観察する装置であって、この装置は透明板と板状チップとの間に前記粒子が進入可能なギャップが形成され、前記板状チップ及び透明板の少なくとも一方は相手方に対して相対的に接近・離反可能とされ、離反した状態で前記ギャップは観察対象である微粒子の平均径よりも大きくなり、接近した状態で前記ギャップは観察対象である微粒子の平均径よりも小さくなるように設定された構成である。第2発明は、ブラウン運動している微粒子をブラウン運動を停止させて観察する方法であって、透明板と板状チップとの間に形成されるギャップの間隔を観察対象である微粒子の平均径よりも大きくし、この状態でギャップ内に分散系を導入し、次いでギャップの間隔を観察対象である微粒子の平均径よりも小さくすることで微粒子を扁平に変形させてブラウン運動を停止させ、この状態を前記透明板を通して観察するようにした。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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