単粒化した鉄粉被覆稲種子の製造方法

開放特許情報番号
L2017000238
開放特許情報登録日
2017/2/3
最新更新日
2017/2/3

基本情報

出願番号 特願2013-101052
出願日 2013/5/13
出願人 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2014-221009
公開日 2014/11/27
登録番号 特許第5717110号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 単粒化した鉄粉被覆稲種子の製造方法
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 鉄粉の酸化により結着した鉄粉被覆稲種子の塊の発生を回避し、単粒化した鉄粉被覆稲種子を製造する技術
目的 湛水直播栽培に好適に施用可能な鉄粉被覆種子を製造するにあたり、種子の複粒化又は複粒塊状化を回避し、単純な操作のみにより単粒化した鉄粉被覆稲種子を高効率で製造できる技術を提供する。
効果 稲作の湛水直播栽培に必要な単粒化した鉄粉被覆稲種子を、簡単な操作のみで高効率に製造することを可能とする。これにより本発明は、播種に適さない複粒化又は複粒塊状化した鉄粉被覆種子の発生を大幅に回避することを可能とする。生産現場への技術移転が容易な技術であるため、稲作の省力、低コスト化、規模拡大化、米生産費の削減等の目的のため湛水直播栽培の導入に大きく貢献する技術となることが期待される。
技術概要
稲種子, 鉄粉, 及び前記鉄粉100質量部に対して0.5〜35質量部の以下(A)に記載の化合物, に対して水を噴霧して回転混合することで鉄粉被覆層が形成された稲種子を造粒し、;次いでシリカゲルを添加して回転混合することで鉄粉被覆層の外層にシリカゲル被覆層が形成された稲種子を造粒した後、;加湿空気又は水の噴霧により水が供給された状態で前記鉄粉の酸化反応を進行させ、酸化反応により生成した錆により鉄粉を稲種子に付着させ、;乾燥させることを特徴とする、鉄粉被覆種子の製造方法。
(A): 硫酸カルシウム, 硫酸カリウム, 硫酸マグネシウム, 塩化カルシウム, 塩化カリウム, 塩化マグネシウム, 又はその水和物, から選ばれる1以上の化合物。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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