適用製品
セルロース系バイオマス原料の酵素糖化方法
目的
セルロース系バイオマス原料を酵素糖化方法において、アルカリ処理後の酵素糖化の効率を顕著に向上させ、且つ、中和廃液を大幅に減少させる前処理技術を開発する。
効果
本発明の酵素糖化の前処理では、中和工程に二酸化炭素中和を採用することにより、従来法ではアルカリ処理後の中和により形成されていた塩化カルシウムや石膏などの形成を回避することを可能とする。即ち、本発明は、廃棄処理が困難な塩の生成が起こらない方法である。
バイオマス原料からバイオエタノールを製造する上で、効率良く且つ低コストで行う技術の一つとなることが期待される。
技術概要
裁断, 粉砕, 磨砕, 擂潰, 又は粉末化したセルロース系バイオマス原料, 水酸化カルシウム, 及び水を含むスラリーを調製して当該原料に対するアルカリ処理を行い、;その後固液分離を行い、;当該固液分離によって得られた固形物, 又は, 当該固形物と水との混合物に対して、二酸化炭素を用いて中和することによりpHを5〜8に調整し、;酵素糖化反応を行う、;ことを特徴とする、セルロース系バイオマス原料の酵素糖化方法。