非球体細胞の高精度生死活性判定方法及び判定装置

開放特許情報番号
L2017000195
開放特許情報登録日
2017/2/1
最新更新日
2020/8/12

基本情報

出願番号 特願2014-028602
出願日 2014/2/18
出願人 国立大学法人富山大学
公開番号 特開2015-149960
公開日 2015/8/24
登録番号 特許第6353239号
特許権者 国立大学法人富山大学
発明の名称 非球体細胞の高精度生死活性判定方法及び判定装置
技術分野 食品・バイオ
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 非球体細胞の高精度生死活性判定方法及び判定装置
目的 細胞を損傷することなく、単一細胞の生死を複数同時に生死判定する非球体細胞の生死活性判定方法及び装置。
効果 特定周波数での光透過率測定から生存率を算出することも可能となった。この透過率測定による方法は、高価な顕微鏡システムを使用することなく、レンズフリーの安価な生存率測定システムを構築することができる。さらには、より微小な細胞では1段階周波数印加方式を用いること及び特定の電圧を印加することで、顕微鏡システムを用いた目視観察による生死判定方法も、より正確に実施することができるようになった。
技術概要
底面と上面とが対向する透明電極21a、bで構成されたセル2であって、少なくとも底面の液体接触面が、透明な絶縁性薄膜20で被覆されているセル中に非球体細胞懸濁液22を封入する工程と、周波数を印加しない状態の光透過率T↓0を測定する工程と、前記一対の透明電極に、全細胞23、24を直立させる周波数を印加し、光透過率T↓1を測定する工程と、前記一対の透明電極に、死細胞23を選択的に転倒させる周波数を印加し、光透過率T↓2を測定する工程と、前記光透過率の値から、生細胞の直立割合を算出する工程とを順に含む、非球体細胞の生死活性判定方法、並びにこれを実施するための生死活性判定装置1。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 本発明により、有用微生物の品質管理において迅速で正確な細胞活性測定センサへの実用的な展開が期待できる。また生細胞の回収にも有効である。また微生物だけでなく、iPS細胞からの赤血球製造時などにも適用可能で医療分野にも応用できる可能性が期待される。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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