スルホニルアジド誘導体およびアシルスルホンアミド誘導体の製造方法並びにそれらの利用。

開放特許情報番号
L2017000121
開放特許情報登録日
2017/1/24
最新更新日
2020/8/12

基本情報

出願番号 特願2013-089114
出願日 2013/4/22
出願人 国立大学法人富山大学
公開番号 特開2014-210754
公開日 2014/11/13
登録番号 特許第6112659号
特許権者 国立大学法人富山大学
発明の名称 スルホニルアジド誘導体およびアシルスルホンアミド誘導体の製造方法並びにそれらの利用。
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 スルホニルアミジン誘導体およびアシルスルホンアミド誘導体の製造法
目的 生体直交性のクリック反応に関し、汎用性の高いクリック反応を提供する。
効果 チオアミドとスルホニルアジドを基質とする緩和なクリック反応により、スルホニルアミジンが高収率で生成し、容易にアシルスルホンアミドへと変換可能である。
また、クリック生成した結合の一部は、アシルスルホンアミドへの変換時に切断され、さらにアシルスルホンアミドもN-アルキル化後に切断可能である。
脂肪族置換基、芳香族置換基、環状骨格など広範に反応が進行する。また、生体直交性を有し、水溶液中室温で容易に反応が進行するため、生体系への応用できる。
技術概要
チオアミドとスルホニルアジドを使用して、スルホニルアミジン類およびアシルスルホンアミド類を製造する。該反応は、添加剤不要、温和な条件下、水溶液でも進行する汎用性の高い生体直交型の新規クリック反応である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 本発明のフィトスフィンゴシン誘導体は、スフィンゴミエリンの脱アシル化を起こすことが知られている酵素(SCDase)に対して阻害作用を有することから、スフィンゴミエリンデアシラーゼの阻害活性を発揮することが推測される。
また、本発明のフィトスフィンゴシン誘導体は、アトピー性皮膚炎モデルマウスにおいて、掻き行動を有意に抑制することから、アトピー性皮膚炎の治療剤として有用である。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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