低受胎率受精卵の発生率改善培地

開放特許情報番号
L2017000120
開放特許情報登録日
2017/1/24
最新更新日
2020/8/12

基本情報

出願番号 特願2015-542646
出願日 2014/10/16
出願人 国立大学法人富山大学、富山県
公開番号 WO2015/056727
公開日 2015/4/23
発明の名称 低受胎率受精卵の発生率改善培地
技術分野 食品・バイオ
機能 検査・検出
適用製品 受精卵の体外培養時の発生率の改善
目的 排卵機能や卵子自体は一見正常でも、自然交配による妊娠において受胎率および出産率が低いような遺伝的特徴を有する哺乳動物、あるいは環境や加齢などの原因で受胎率および出産率が低下した卵子に対して、受胎率や出産率を向上させるための技術を提供する。
効果 本発明の胚培養培地中で培養した受精卵は、胚盤胞へ発生させてから母胎に戻すことで、受胎率および出産率が向上させることができる。
すなわち、低受胎率受精卵の発生率改善した本発明の培地を用いることで、自然交配による妊娠によって次世代の子供を得ることが難しい哺乳動物において、体外で高率的に胚盤胞期胚を作成し、作成された胚盤胞期胚を母胎に戻すことで、受胎率および出産率を向上させることができる。
技術概要
 
低受胎率および低出産率を呈する哺乳動物の受精卵を一度体外にて、特定濃度のグリシン受容体作動物質を含有する培地を用いて体外培養した後、胚を母胎にし、出産させる。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 自然交配で次世代の子供を得にくいような、ウシやブタなどの産業動物、貴重な遺伝子組換えマウス、あるいは受精卵の発生不良を原因とするような不妊症患者などにおいて、本発明の高濃度グリシン添加発生培地を用いて体外培養したのちに胚を母胎に戻すことで、高率的に次世代の子供を得ることができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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