出願番号 |
特願2012-149442 |
出願日 |
2012/7/3 |
出願人 |
独立行政法人水産大学校 |
公開番号 |
特開2014-010139 |
公開日 |
2014/1/20 |
登録番号 |
特許第5958932号 |
特許権者 |
国立研究開発法人水産研究・教育機構 |
発明の名称 |
動的設備の状態監視システムとその方法とそのプログラム |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
動的設備の状態監視システムとその方法及びそのプログラム |
目的 |
狭空間や剛性の低い環境下において駆動周波数の近い複数の機械設備が配置、駆動されている場合に、簡易な構成で処理を行いつつも、高精度かつ高効率な状態監視が可能な動的設備の状態監視システムとその方法とそのプログラムを提供する。 |
効果 |
センサで受信され周波数測定部で得られた合成振動波形信号を高速フーリエ変換処理部でスペクトル信号に変換されるため、スペクトル毎に波形分離処理部でn個の振動源の合成振動波形信号から最も近接する振動源の振動波形信号を抽出することができる。従って、異常となっている振動源の特定が容易かつ高精度に可能である。
さらには、メンテナンスコストの抑制や予備部品の在庫数を抑えることができるなどの長所がある。さらに、設備等の突発停止を未然に防ぐことができるため損傷を最小限に抑えることができる。 |
技術概要
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前記n個の振動源から発生する合成振動波を受信可能なn個のセンサと、前記n個のセンサで受信された合成振動波をそれぞれ処理してn個の合成振動波形信号を得る周波数測定部と、
前記周波数測定部で得られたn個の合成振動波形信号を高速フーリエ変換(以下、高速フーリエ変換をFFTと呼ぶこともある)処理してスペクトル信号を得る高速フーリエ変換処理部と、前記高速フーリエ変換処理部で得られたn個のスペクトル信号に対して、スペクトル毎に強度の差分を取って、他のいずれのスペクトル信号に対しても差分が正となるスペクトルのスペクトル信号のみを残して、他のスペクトルのスペクトル信号については0として、前記n個の振動源の内、最も近接する振動源から発生する振動波成分のみを分離する波形分離処理部と、前記波形分離処理部で分離されたスペクトル信号を逆高速フーリエ変換処理して最も近接する振動源からの振動波形信号を得る逆高速フーリエ変換処理部と、を有することを特徴とする動的設備の状態監視システム。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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