最終処分場の減容化・安定化工法、地盤改良工法

開放特許情報番号
L2016001859
開放特許情報登録日
2016/12/7
最新更新日
2019/3/26

基本情報

出願番号 特願2010-045856
出願日 2010/2/10
出願人 岸 直江
公開番号 特開2011-163102
公開日 2011/8/25
登録番号 特許第4648488号
特許権者 岸 直江
発明の名称 掘削孔の形成穿孔方法。
技術分野 土木・建築
機能 環境・リサイクル対策、機械・部品の製造
適用製品 簡易回転装(フリージョイント)
目的 バイブロハンマを使い鋼管を地盤に打撃貫入させて地上に排土することなく地盤内部から締め固めた多数の掘削孔を穿孔する。その孔に周辺の廃棄物を投入して鋼管を上下させて突き固めを繰り返し投入材を締固める。投入した産廃物の容量が減容化できて延命化が図れる。また、地盤内部から締固めることで地盤が安定化して処分場の早期有効活用が図れる。
効果 バイブロハンマを使用するシンプルな設備構成であるため、高価な特殊機械・専用設備及び専門の技術力が不要となり、「誰でも、どこでも」工事費が安く簡単に施工できることを特徴としています。特殊な施工方法を行わないため、他の減溶化工法と比較すると産業廃棄物の処理方法が容易であり、産業副産物材の利活用する場所が水中であっても施工が可能であり。ほかに埋立て地の地盤改良対策、河川・沿岸の環境改善対策、及び道路構造物(橋台・擁壁等)の裏込め・背面空洞の埋め戻し・締固め対策等に適用します。
技術概要
本工法は,バイブロハンマのチャック部分を取外した起振部本体に特殊スパイラル鋼管を装着し,専用の回転装置(フリージョイント)を介して,これを地盤に打撃貫入させる工法です。打撃の際,スパイラル鋼管に発生する貫入抵抗力を利用して鋼管を回転させ,同時に鋼管周面の突起物により杭周辺の土を圧縮して孔壁を保持し,振動により地盤を締固めます。
 そのため,地上へ排土することなく鋼管を引抜いた後も,安定した掘削孔の保持が可能で,この削孔空間を多様に活用した複合地盤の造成等,地盤の安定化を図る工法です。
実施実績 【有】  3回の試験施工よりスピンホール工法の原理と試作品の機能を確認。積算歩掛りの算出根拠を確認。
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 工法と試験施工の実績に理解があり信頼関係が築ける人。本工法の請負金額の3%〜5%の金額または相談して決定したい。

登録者情報

登録者名称 岸 直江

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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