出願番号 |
特願2012-105807 |
出願日 |
2012/5/7 |
出願人 |
日本放送協会 |
公開番号 |
特開2012-253754 |
公開日 |
2012/12/20 |
登録番号 |
特許第5940366号 |
特許権者 |
日本放送協会 |
発明の名称 |
収音マイクロホンシステム |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
収音マイクロホンシステム |
目的 |
広帯域及び狭指向性でマルチチャンネルの再生音を収音可能とするマルチチャンネル用の収音マイクロホンシステムを提供する。 |
効果 |
所望方向の指向性の実現に「仕切り板」を用いて空間分離するようにし、仕切り板で区切られた空間内にそれぞれ設けられた広帯域及び広指向性の主マイクロホン素子に対して所定の周波数で帯域分離を行い、当該所定の周波数以上の帯域については、主マイクロホン素子の出力成分をそのまま所望方向の成分とし、当該所定の周波数未満の帯域では所望方向以外の主マイクロホン素子及び補助マイクロホン素子の各出力成分を用いて合成するようにしたため、広帯域及び狭指向性でマルチチャンネルの再生音が高精度で収音可能となる。 |
技術概要
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マルチチャンネル用の収音マイクロホンシステムであって、
収音空間内の収音点を中心に所定の収音方向を中心軸とする仕切り板で区切られた仕切り空間によって収音空間が分割され、仕切り空間ごとに主マイクロホン素子が設置され、各主マイクロホン素子の出力について収音方向を検出して合成する収音信号処理装置を備え、
前記収音信号処理装置は、各主マイクロホン素子の出力について当該仕切り空間で定まる遮断周波数に相当する所定の周波数で帯域分離を行い、当該所定の周波数以上の帯域の各主マイクロホン素子の出力成分をそれぞれの所定の収音方向の出力成分として抽出するハイパスフィルタと、当該所定の周波数以下の帯域の各主マイクロホン素子の出力成分を抽出するローパスフィルタと、前記ローパスフィルタで抽出される各出力成分から前記所定の収音方向ごとの出力成分を検出し、前記ハイパスフィルタで抽出した各主マイクロホン素子の出力成分と合成して、仕切り空間ごとの広帯域及び狭指向性の収音出力を生成する指向性合成フィルタ処理部と、を有することを特徴とする収音マイクロホンシステム。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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