出願番号 |
特願2015-063337 |
出願日 |
2015/3/25 |
出願人 |
公立大学法人大阪府立大学 |
公開番号 |
特開2016-183371 |
公開日 |
2016/10/20 |
登録番号 |
特許第6586690号 |
特許権者 |
公立大学法人大阪 |
発明の名称 |
貴金属の回収方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
貴金属の回収方法 |
目的 |
還元剤を使うことなく酸性下にある貴金属イオンを含む溶液中から、迅速かつ極めて簡単な方法によって、貴金属イオン、好ましくは他の非貴金属イオンと分別して、その還元体である貴金属として回収する手段を提供する。 |
効果 |
酸性下において貴金属イオンと酵母を接触させ、その後回収した酵母を焼却することで還元体である貴金属として回収できる。また、酸性下においては、貴金属イオンの酵母への吸着は迅速であり、接触開始から早い時間帯に酵母を回収することで、貴金属イオンを選択的に回収できる。この結果、いわゆる都市鉱山と称される廃棄された携帯電話やパーソナルコンピュータなどの各種廃棄製品からの貴金属の回収が容易になる。 |
技術概要
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本発明に係る方法は、金、銀、白金、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウムからなる群から選ばれる1種又は2種以上の貴金属イオンを含むpH4以下の液体中で、サッカロマイセス・セレビシエなどのサッカロマイセス属酵母と前記貴金属イオンを接触させる工程と、接触開始後好ましくは8時間、さらに好ましくは4〜5時間以内に前記酵母を分離する工程と、前記液体中から分離した酵母を焼成する工程とを有する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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