含意ペア拡張装置、そのためのコンピュータプログラム、及び質問応答システム

開放特許情報番号
L2016001628
開放特許情報登録日
2016/11/3
最新更新日
2023/1/13

基本情報

出願番号 特願2015-044419
出願日 2015/3/6
出願人 国立研究開発法人情報通信研究機構
公開番号 特開2016-164708
公開日 2016/9/8
登録番号 特許第6551968号
特許権者 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 含意ペア拡張装置、そのためのコンピュータプログラム、及び質問応答システム
技術分野 情報・通信
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 含意ペア拡張装置、質問応答システム
目的 既存の含意ペアを拡張し、どのような含意ペアを獲得できるか予測可能で精度も保証できる含意関係ペア拡張装置を提供する。
効果 従来のように機械学習で獲得したペアだけでは網羅できなかった含意ペアを大量に獲得できる。この結果、この含意ペアを質問応答システムにおける言い換えに適用することにより、得られる回答が大幅に増加するという効果を得ることができる。この拡張により得られる含意ペアがどのようなものかは、もとになる動詞の含意ペアから予測ができる。
したがって、従来の技術と比較して、質問応答システム等の自然言語を利用したシステムに利用可能な、精度の高い含意ペアの集合を効率よく収集できる。
技術概要
m項の含意ペアからn項の含意ペアを生成することで含意ペアを拡張するための含意ペア拡張装置であって、ただしm及びnは0以上でm<nを満たす整数であり、前記含意ペアの各々は、第1の言語パターンと、前記第1の言語パターンが含意する第2の言語パターンとのペアを含み、前記含意ペア拡張装置は、前記m項の含意ペアから前記n項の含意ペアを生成するための生成規則を記憶するための生成規則記憶手段を含み、当該生成規則は、当該生成規則を適用するために前記m項の含意ペアが充足すべき条件と、当該条件が充足されたときに前記m項の含意ペアを構成する言語パターンの各々に対するn−m個の変数の追加を含む言語パターンの変形規則を規定し、
前記m項の含意ペアを受け、当該m項の含意ペアに対して、前記生成規則記憶手段に記憶された生成規則の各々について、当該生成規則の条件が前記m項の含意ペアにより充足されるか否か判定するための判定手段と、
前記判定手段により前記条件が充足されると判定された生成規則の前記変形規則を前記m項の含意ペアを構成する各言語パターンに適用することにより、前記n項の含意ペアを生成するための規則適用手段とを含む、含意ペア拡張装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、みなさまに
ご活用いただきたい成果(シーズ)を、以下に公開しています。
製品化や技術移転など、お気軽にご相談ください。

https://www2.nict.go.jp/oihq/seeds/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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