出願番号 |
特願2011-262342 |
出願日 |
2011/11/30 |
出願人 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 |
特開2013-113788 |
公開日 |
2013/6/10 |
登録番号 |
特許第5954725号 |
特許権者 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
疲労亀裂検出方法および疲労亀裂検出塗料組成物 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
疲労亀裂の検出方法、疲労亀裂検出塗料組成物 |
目的 |
疲労亀裂に起因しない誤発色がなく、かつ褪色による視認性の低下が生じない信頼性の高い疲労亀裂の検出方法、並びに、それに用いる疲労亀裂検出塗料組成物を提供する。 |
効果 |
表面近傍に固定的に臨ませているペースト状流動体を疲労亀裂が生じた部分に作用させることができるから、疲労亀裂が生じた部分のみを確実に検出することが可能となる。
ペースト状流動体を収納したマイクロカプセルをより金属製の基材の表面近傍に固定的に臨ませることが可能となり、例えば、重力等により時間経過とともにペースト状流動体を収納したマイクロカプセルが偏在することにより疲労亀裂を十分に検出できない部分が生じることを防ぐことができる。 |
技術概要
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金属製の基材の表面に発生する疲労亀裂を検出する方法であって、
前記金属製の基材の硬度以上の硬度を有する金属または金属酸化物の微粒子を含むペースト状流動体を、前記疲労亀裂の進展に伴い亀裂を生じることが可能なマイクロカプセルの閉ざされた空間に収納し、流体状樹脂組成物と前記マイクロカプセルとを混合して、硬化時または固化時に前記疲労亀裂の進展に伴い塗膜亀裂を生じることが可能な塗料組成物として生成し、前記塗料組成物を前記基材の表面に塗布し硬化または固化させて前記マイクロカプセルを前記金属製の基材の表面近傍に固定的に臨ませ、前記疲労亀裂の進展に伴う前記マイクロカプセルに生じた前記亀裂からの前記ペースト状流動体の流動による前記疲労亀裂に対する作用により前記基材から生じた黒色の微細粉が前記亀裂及び前記塗膜亀裂を通って外部へ出て形成された黒色標を視認することにより、前記疲労亀裂を検出したことを特徴とする疲労亀裂検出方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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