出願番号 |
特願2011-278704 |
出願日 |
2011/12/20 |
出願人 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 |
特開2013-129242 |
公開日 |
2013/7/4 |
登録番号 |
特許第5854382号 |
特許権者 |
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
船舶のプロペラ位置最適化プログラム |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
船舶のプロペラ位置最適化プログラム及びプロペラ位置最適化方法 |
目的 |
船体の船尾の形状に合わせてプロペラの位置を最適化するための船舶のプロペラ位置最適化プログラム及びプロペラ位置最適化方法を提供する。 |
効果 |
プロペラの軸方向に向かう流場の流れの速度及びプロペラの旋回方向に向かう流場の流れの速度を考慮に入れて、推進効率を高めることができるプロペラの最適位置を決定することが可能となる。これによって、種々の船舶の推進効率の向上及び燃費の低下に貢献することができる。
また、プロペラ位置最適化プログラムにおいて最適化アルゴリズムを適用することによって、推進効率を高めることができるプロペラの最適位置を効率的かつ迅速に特定することができる。 |
技術概要
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コンピュータによって船舶を推進させるプロペラの最適位置を求めるプログラムであって、
前記船舶の船体の形状に応じた流場データ及び前記プロペラに関する情報を取得する第1ステップと、前記船体に対する前記プロペラの相対位置の探索位置の候補を定めるための最適位置探索用データを取得する第2ステップと、前記探索位置の候補毎に、前記プロペラの旋回範囲において前記プロペラの軸方向に向かう前記流場の流れの速度の積分値F1を算出する第3ステップと、前記探索位置の候補毎に、前記プロペラの旋回範囲において前記プロペラの旋回方向に向かう前記流場の流れの速度の積分値F2の前記プロペラの半径方向に対する分布を算出する第4ステップと、
前記探索位置の候補のうち、前記積分値F1が最小かつ前記プロペラの半径方向に対する前記積分値F2のピーク値が最大となる位置を特定する第5ステップと、前記特定された位置を前記船体に対する前記プロペラの最適位置として出力する第6ステップと、を備えることを特徴とする船舶のプロペラ位置最適化プログラム。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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