出願番号 |
特願2010-201166 |
出願日 |
2010/9/8 |
出願人 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 |
特開2012-057350 |
公開日 |
2012/3/22 |
登録番号 |
特許第5594729号 |
特許権者 |
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
海底鉱物処理システム |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
環境・リサイクル対策、機械・部品の製造 |
適用製品 |
海底に存在する金属鉱物の経済的な資源開発を可能とする海底鉱物処理システム |
目的 |
海底に存在する金属鉱物資源開発の経済性の向上、ならびに、脈石処分の問題を解決するために、海底において採取された鉱石を、海底において粉砕、分離し、精鉱のみを海上又は陸上まで移送し、脈石を海上に揚鉱することなく海底において処分することができる海底鉱物処理システムを提供する。 |
効果 |
不要な脈石を揚鉱することなく海底で処分して海底から精鉱のみを揚鉱することができるから、脈石の揚鉱に要するコストを削減し、海底に存在する金属鉱物資源開発の経済性を向上させることができる。また、海底において、鉱物資源の粉砕及び分離が実施されるため、騒音や粉塵の発生等、処理に伴う周囲の人間社会への影響が軽減できる。さらに、鉱物が採取された海底で脈石を処分することができるから、海水中への拡散や逸散を防ぎ、脈石処分による環境問題を解決することができる。 |
技術概要
 |
海底1に存在する熱水鉱床2の鉱物資源を採鉱する海底に設けた採鉱機10と、採鉱機10で採鉱した鉱物資源を粉砕する海底1に設けた粉砕手段20と、粉砕手段20で粉砕した鉱物資源から精鉱と脈石を選別する海底1に設けた海底鉱物処理用カラム浮選機40と、精鉱を海上の母船70に揚鉱する精鉱揚鉱手段60を備えており、海底鉱物処理用カラム浮選機40は、脈石を海底1に排出する排出口を有している。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|