出願番号 |
特願2013-137344 |
出願日 |
2008/4/8 |
出願人 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 |
特開2013-216326 |
公開日 |
2013/10/24 |
登録番号 |
特許第5850507号 |
特許権者 |
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
船舶の気泡巻き込み防止装置 |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
気泡巻き込み防止装置 |
目的 |
船舶の航行状況や船舶状況によって有効に摩擦抵抗を低減するとともに、プロペラ手段に対する気泡の巻き込みを防止してプロペラ手段の効率の低下を防止し、正味の摩擦力の低減効果を向上させた、船舶における気泡巻き込み防止装置を提供する。 |
効果 |
本発明に係る船舶の気泡巻き込み防止装置は、一般的な海洋での使用に限らず、河川、湖水等あらゆる水系で利用される船舶の気泡噴出方式による摩擦抵抗低減の用途において、プロペラ手段への気泡巻き込み対策に対して使用することが可能である。
また、船舶の形を取らない、水系での航行体、浮体等の気泡噴出方式による摩擦抵抗低減の用途に広く適用でき、気泡巻き込みによるプロペラ手段の効率低下や振動、騒音といった問題を解決し、船舶における省エネルギー達成の面でも広く社会全般、各種産業全般に対して大きな有益性をもたらすものである。 |
技術概要
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船舶の少なくとも船底に気泡を噴出する気体噴出口と、この気体噴出口に気体を送気する送気手段と、前記船舶の船体の船尾に設けたプロペラ手段と、前記気体噴出口の後方で前記プロペラ手段の前方に設けた前記気泡を水とともに吸い込む気泡吸込み手段と、前記気泡吸込み手段の後方に設けた、後部が前記船底より隆起し前部が前記後部と比較してやや低く形成されることにより水流を速めて前記気泡の吸い残り分を前記船底から分離するとともに、前記水流の流線を前記船底からさらに下に向かわせ、かつ前記プロペラ手段の下部の流速を遅くすることのできる曲面を有した隆起部を持つ巻き込み防止構造とを具備したことを特徴とする船舶の気泡巻き込み防止装置。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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