鋼材の焼戻し後の連続冷却

開放特許情報番号
L2016001409
開放特許情報登録日
2016/9/12
最新更新日
2016/9/12

基本情報

出願番号 特願2010-055049
出願日 2010/3/11
出願人 山陽特殊製鋼株式会社
公開番号 特開2011-190472
公開日 2011/9/29
登録番号 特許第5631026号
特許権者 山陽特殊製鋼株式会社
発明の名称 長尺鋼材の焼戻し後の連続冷却方法およびその装置
技術分野 金属材料、機械・加工
機能 材料・素材の製造、加熱・冷却
適用製品 棒鋼や鋼管などの長尺鋼材
目的 長尺鋼材の熱処理における焼戻し後に焼戻し温度から連続的に冷却する際に、冷却による長尺鋼材の曲がりを防止して靱性などに優れた長尺鋼材を製造すること
効果 水冷で急冷をすることにより、鋼材の脆化温度に保持される時間を少なくして回避することにより、例えば、−20℃や−40℃におけるシャルピー衝撃値が上がり、かつシャルピー衝撃値の遷移温度が下る効果が得られる。
技術概要
 
本発明は、棒鋼あるいは鋼管などの長尺鋼材を熱処理における焼戻し後に焼戻し温度から連続冷却する方法において、棒鋼あるいは鋼管などの長尺鋼材の焼戻し後の冷却ゾーンに水冷ノズルを切れ目なく長尺鋼材の上下に配置すると共に、水冷ノズルから噴射される水流が長尺鋼材に当たる角度を20°以上45°以下とし、かつ、焼戻し温度から水冷を開始し、その水冷開始温度から250℃までの長尺鋼材の表面の冷却速度を400℃/秒とすることにより、曲がりがなく、靱性などの特性の良好な長尺鋼材を製造する方法およびその方法を実施するための装置である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 別途相談。
装置は一時金、使用はランニング料をベースに協議予定。

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 長尺材の曲がりを防止
改善効果2 長尺材の靱性の向上

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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