出願番号 |
特願2005-255144 |
出願日 |
2005/9/2 |
出願人 |
愛知県、国立大学法人信州大学、ジーエルサイエンス株式会社 |
公開番号 |
特開2007-064950 |
公開日 |
2007/3/15 |
登録番号 |
特許第5240965号 |
特許権者 |
愛知県、国立大学法人信州大学、ジーエルサイエンス株式会社 |
発明の名称 |
硫酸化糖脂質の分析方法及び装置 |
技術分野 |
情報・通信、機械・加工 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
硫酸化糖脂質の異性体同定方法及びそれによる分析方法 |
目的 |
ラット尿細管細胞などの微量な生体試料中に含まれる微量成分である硫酸化糖脂質を簡便化した前処理工程を経て、MALDI・TOF・MSにより高感度分析を行うことにより、硫酸化糖脂質の異性体を同定する方法を開発し、提供する。 |
効果 |
高効率に固相抽出を行い、かつ精製後の粒子の残渣を防ぐことにより、粒子除去などの前処理工程を著しく簡略化し、試料のロスを防ぐことを可能とする一方、MALDI・TOF・MSに於いて極めて重要であるイオン化を容易ならしめる、イオン化補助工程たる脱塩操作が容易且簡便に行う。又、硫酸化糖脂質から脂肪酸を切り離す処理であるリゾ体化に成功し、これらの手法を併せることで、硫酸化糖脂質の異性体(分子種)の同定を簡便、迅速、かつ微量で行うことを可能とした。 |
技術概要
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骨格の主成分がシリカであり、かつアルキル基を結合させた、難イオン化塩の除去能力を有する3次元網目構造の貫通孔及び細孔を持つモノリス構造体を通じて、10〜40mgの微量生体試料を吸引し吐出する操作を繰り返すことにより、前記微量生体試料から難イオン化塩を除去して硫酸化糖脂質成分だけを選択的に精製し、該精製により得られた硫酸化糖脂質成分をMALDI・TOF・MSで分析することを特徴とする硫酸化糖脂質の分析方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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