出願番号 |
特願2018-514147 |
出願日 |
2017/2/23 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2017/187744 |
公開日 |
2017/11/2 |
登録番号 |
特許第7008334号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
光学的検出方法及び光学的検出装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
光学的検出方法及び光学的検出装置 |
目的 |
近接場を用いて標的物質を光学的に検出する方法及び装置において、検出板の表面に非特異的に吸着してしまう標識物質や磁性粒子によるノイズ、前記表面の汚れやキズによるノイズ、検出板の自家蛍光によるノイズ、夾雑物の前記表面への非特異吸着によるノイズの影響を排除し、より高感度かつ高速に標的物質の検出が可能となる光学的検出方法及び装置を提供する。 |
効果 |
検出板の表面に非特異的に吸着してしまう標識物質や磁性粒子によるノイズ、前記表面の汚れやキズによるノイズ、検出板の自家蛍光によるノイズ、夾雑物の前記表面への非特異吸着によるノイズ等と、標的物質を含む結合体による光信号とを明確に区別することができるようになり、検出感度が格段に向上する。また、磁場の印加を含む外力により、前記結合体を変動させることができるので、検出時間の短時間化が図れる。 |
技術概要
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近接場を用いて検出板の表面上の標的物質を含む結合体による蛍光又は散乱光を光信号として検出する標的物質の光学的検出方法であって、
前記結合体は少なくとも前記標的物質と磁性粒子の結合によって形成され、前記結合体を前記表面に平行な方向又は前記表面から遠ざける方向に移動させるか或いは前記結合体の姿勢を変化させる第1の磁場を印加する第1の結合体変動工程及び前記検出板の裏面側に配される磁場印加部からの第2の磁場の印加により前記結合体を前記表面上に引き寄せるとともに前記第2の磁場を印加した状態で前記磁場印加部を前記検出板の前記表面の面内方向と平行な方向のベクトル成分を持つ方向に移動させ、前記磁場印加部の移動に追従させて前記結合体を移動させるか又は前記結合体の姿勢を変化させる第2の結合体変動工程のいずれかで実施される結合体変動工程によって生じる前記光信号の低減又は変動を計測して、前記標的物質を検出することを特徴とする、光学的検出方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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