出願番号 |
特願2016-039518 |
出願日 |
2016/3/2 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2017-155001 |
公開日 |
2017/9/7 |
登録番号 |
特許第6798674号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
グリシジルエステルの製造方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
グリシジルエステルの新規な製造方法 |
目的 |
温和な反応条件下で、グリシドールを原料とし、過剰量のエステルを必要としないエステル交換反応により様々なグリシジルエステルを高収率で得ることができるとともに、環境や人体への影響・毒性が極めて小さい、簡便で効率的なグリシジルエステルの新規な製造方法を提供する。 |
効果 |
本発明により提供されるグリシジルエステルの製造方法は、種々の樹脂原料や有機化合物の中間体として幅広く用いられる有用なグリシジルエステルを、温和な条件下で、かつ高収率で得ることができる。また、本発明方法は、触媒を簡便な操作により除去できるため、生成物に触媒由来の不純物の混入の恐れがなく、また、触媒が再利用が可能であることから、簡便で効率的に高純度のグリシジルエステルを得ることができる。したがって、本発明方法は工業的に多大な効果をもたらす発明ということができる。 |
技術概要 |
エステルを、ポリスチレン担持四級アンモニウム塩の共存下、グリシドールと反応させることを特徴とするグリシジルエステルの製造方法。
前記ポリスチレン担持四級アンモニウム塩として、塩化物を用いることを特徴とする、グリシジルエステルの製造方法。
前記ポリスチレン担持四級アンモニウム塩が、5回以上の回収再利用が可能であることを特徴とする、グリシジルエステルの製造方法。
エステルに対して1.2当量以下のグリシドールを使用することを特徴とする、グリシジルエステルの製造方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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