出願番号 |
特願2014-027979 |
出願日 |
2014/2/17 |
出願人 |
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター |
公開番号 |
特開2015-149954 |
公開日 |
2015/8/24 |
登録番号 |
特許第5652799号 |
特許権者 |
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター |
発明の名称 |
ダイズ第3番染色体に座上する耐塩性を制御する遺伝子qNaCl3とその利用法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
ダイズにおいて耐塩性を制御する遺伝子およびその利用方法 |
目的 |
ダイズ耐塩性遺伝子qNaCl3、該遺伝子のcDNAおよび該遺伝子がコードするタンパク質の提供。 |
効果 |
植物の塩ストレス耐性(耐塩性)を制御している。qNaCl3遺伝子を塩ストレス耐性を有しないダイズ品種に導入することにより塩ストレス耐性が向上したダイズ品種を得ることができ、塩濃度の高い環境でも高収量でダイズを得ることができる。また、qNaCl3遺伝子をダイズ以外の植物に導入することにより塩ストレス耐性が向上した植物を得ることができる。さらに、qNaCl3遺伝子のDNA情報に基づいて塩ストレス耐性に関するDNAマーカーを開発し、DNAマイカー選抜育種により塩ストレス耐性が向上したダイズを育種することができる。 |
技術概要
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ダイズに由来するqNaCl3遺伝子がダイズの耐塩性の原因遺伝子であることを見出し、qNaCl3遺伝子を塩感受型のダイズ品種で過剰に強く発現させることにより、ダイズの耐塩性が向上し、既存の耐塩性ダイズ品種よりも高い耐塩品種の開発が期待できることを見出した。また、単離したqNaCl3遺伝子のDNA情報に基づいて耐塩性のDNAマーカーを開発し、耐塩性ダイズの育種のDNAマーカーとして利用することもできる。さらに、この遺伝子およびその類似遺伝子を利用することにより、ダイズのみならず他のマメ類作物や穀類作物において、耐塩性を向上した形質転換体を作出し、増収につながる品種開発が可能となる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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