手術装置

開放特許情報番号
L2016001150
開放特許情報登録日
2016/6/23
最新更新日
2016/6/23

基本情報

出願番号 特願2006-190384
出願日 2006/7/11
出願人 東京医研株式会社
公開番号 特開2008-017917
公開日 2008/1/31
登録番号 特許第4928856号
特許権者 東京医研株式会社
発明の名称 手術装置
技術分野 機械・加工、食品・バイオ、その他
機能 加熱・冷却、接着・剥離、その他
適用製品 電気メスに変わる新しい止血装置
目的  例えば脳神経外科領域においては、止血のためバイポーラ電気メスが使用されているが、神経周辺での使用は電流による神経障害が発生する危険性がある。一般的な手術でもそのような部位では同様の制限がかかる。したがって、実際の止血処理は、ガーゼを出血箇所に押し当てることが一般的である。これにより止血に時間をとられて、患者、術者に本来は無用とも言える負担がかかっている。
 本装置は電気メスではなく、発熱部材を利用した新しい止血装置である
効果 本発明により、外科的手術において、重要神経の周辺でも安全、迅速に止血、生体組織の接着をなすことができる。それにより術者の負担を手術の本質部分に傾注させ、時間の短縮により患者の負担をも軽減することが可能となる。
技術概要
止血するためのピンセット状の把持器具の先端に、光エネルギーを吸収して温度を瞬時に上げる光反射防止材と、加熱部位を急速に冷却して周辺組織への熱影響を防止する熱吸収部が設けられている。
 光反射防止材に光ファイバーを通して光エネルギーを受光させると温度が直ちに上昇し、ターゲット部位と接着させて止血を施す。
 照射がすむと、熱は順次熱吸収部に移動しメス部全体の温度は急速に下降し、生体組織への無用な熱影響を生じることがないようにする。
 光反射防止材には光吸収膜の塗布、熱吸収部には熱伝導の良好な銅合金などが考えられる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 これまで電気メスでは危険が大きかった神経周辺でも安全・かつ迅速に止血を行うことができる。
アピール内容 術中の止血はあらゆる手術で日常的に行われており、大きな需要が見込める

登録者情報

登録者名称 東京医研株式会社

事業化情報

事業化条件
特別資格 【要】製造・販売には医療機器製造販売業許可が必要
マーケット情報 【有】止血クリップ、結紮クリップの市場は10億円程度、電気メス市場は30億円 (2,000台) 電メスは年間4000万本が世界で消費される

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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